特許
J-GLOBAL ID:200903087316932111
NRDガイドのコーナ回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-321945
公開番号(公開出願番号):特開平8-181502
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】特定の層のNRDガイドにより特定の方向に伝送されて来た信号を、他の層のNRDガイドを通して前記方向とは異なる一つまたは一つ以上の方向へ伝送させるための、NRDガイドのコーナ回路を提供することにある。【構成】複数のNRDガイドを重層立体交差させた交差点で、隣接ガイドが共用する導体板に孔を設け、NRDガイド誘電体線路を孔に臨む位置で切断開放し、また此の開放端に対向して電波反射物を配置し、交差する各ガイド線路開放端と反射物に囲まれ、孔を通して各ガイドを縦に連ねる自由空間を形成させ、此処で各ガイド誘電体線路内を波長の短い波動として伝搬して来た信号を、波長の長い空間放射波に変換して他層NRDガイドの誘電体線路開放端に到達させ、他層ガイドの誘電体線路内を任意の方向に伝送されるようにした。
請求項(抜粋):
信号伝送用誘電体線路と、それを信号周波数の自由空間波長の半分以下の間隔で挾む上下導体板よりなるNRDガイドの信号伝送方向を任意に変えるNRDガイドのコーナ回路において、一つのNRDガイドに対し、導体板の少なくとも一方を共用して隣接する、それぞれ同様な構造と任意の伝送方向とを有する複数層のNRDガイドを配設し、これらの重層構造をなすNRDガイドに共用されている導体板の、NRDガイドが交わる位置に貫通孔を設け、また、前記貫通孔に臨む位置で各NRDガイドの誘電体線路をそれぞれ切断して開放し、さらに各NRDガイドの誘電体線路切断端面に前記貫通孔を隔てて対向する部位にそれぞれ電波反射物を設置し、各ガイドそれぞれの誘電体線路切断端面と電波反射物とに囲まれ前記交わる位置の貫通孔を通じて複数層の各ガイド間を連結する自由空間を構成させ、一つのNRDガイドの誘電体線路内を伝送されて来た信号の電波が、誘電体線路の切断端面から放射され、一旦、自由空間内の電波となってこの自由空間内を伝搬して他のNRDガイドの誘電体線路切断端面に達し、再びそのNRDガイドの誘電体線路内を信号波動として所望方向に伝送されるようにしたことを特徴とするNRDガイドのコーナ回路。
IPC (3件):
H01P 1/02
, H01P 3/16
, H01P 5/02
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