特許
J-GLOBAL ID:200903087323422820

圧延用焼入ロールおよび製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-118889
公開番号(公開出願番号):特開平5-311334
出願日: 1992年05月12日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 高硬度で、かつ靭性、耐摩耗性、耐凹み疵性に優れた圧延用焼入ロールを提供する。【構成】 本発明の圧延用焼入ロールは、重量%でC:1.6〜2.5%、Si:2〜3%、Mn:0.8〜3%、Ni:0.5〜3%、Cr:13〜18%、Mo:1〜4%、W:0.5〜2.5%、V:0.9〜3.5%、Co:2〜5%と、Zr1%以下、Ti0.5〜3%、B0.1%以下、Al1%以下及びCu1%以下の少なくとも1種とを含有し、残部がFe及び不可避的な不純物からなり、かつ2.4≦Mo+W+V≦10の範囲とする合金鋼(本発明材)を、焼入れして形成したものである。【効果】 本発明材からなるロールは硬さがHRC64.5以上で、従来材SKD11からなるものよりも、硬さではHRCで5度上昇し、耐摩耗性は1.2倍以上、靭性を示す抵抗析力も1.5倍、さらに耐凹み疵性は1.2倍以上向上できた。
請求項(抜粋):
重量%でC:1.6〜2.5%,Si:2〜3%,Mn:0.8〜3%,Ni:0.5〜3%,Cr:13〜18%,Mo:1〜4%,W:0.5〜2.5%,V:0.9〜3.5%,Co:2〜5%と、Zr:1%以下,Ti:0.5〜3%,B:0.1%以下,Al:1%以下及びCu:1%以下のうちの少なくとも1種以上とを含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる合金鋼から形成し、焼入れしたことを特徴とする圧延用焼入ロール。
IPC (7件):
C22C 38/00 302 ,  B21B 27/00 ,  C21D 6/00 101 ,  C21D 8/00 ,  C21D 9/38 ,  C22C 38/52 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-041747
  • 特開昭52-142618

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