特許
J-GLOBAL ID:200903087335819792

豆類色彩選別機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-183451
公開番号(公開出願番号):特開平7-096253
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】豆類の色彩選別機において、アフラトキシンを生成物として持つ内部カビ豆及び外部カビ豆の選別を可能とする。【構成】豆類色彩選別機は、波長が離れていることにより情報の異なる二つの波長(例えば700nmと1100nm)の拡散・透過光に基づき第1検出信号及び第2検出信号を出力する第1検出装置と、反射光に基づき第2検出信号を出力する第2検出装置と、第1検出装置からの第1検出信号及び第2検出信号の除算値を求め、その除算値と所定のしきい値との比較を行うと共に、第2検出装置からの第3検出信号と所定のしきい値との比較を行い、何れかが所定のしきい値を外れた場合に排除信号を出力する制御装置とを具備する。排除信号に基づき、不良豆粒は正常豆粒の流下経路から強制的に排除される。カビ豆の判定は第1検出信号と第2検出信号の除算に基づき行われるため、被選別豆粒の個々の大小には無関係に正確な判定が行われる。
請求項(抜粋):
所定の間隔を置いて設けられた第1検出位置及び第2検出位置に対して被選別豆粒を連続的に供給する豆粒供給装置と、前記第1検出位置に対応して設けられ、前記第1検出位置を通過する被選別豆粒を照射する第1照明手段と、該被選別豆粒中を拡散・透過した光を受光し、波長が相互に離れていることにより情報が異なる2つ波長の組合せに基づき第1検出信号及び第2検出信号を発生する第1受光手段とを有する第1検出装置と、前記第2検出位置に対応して設けられ、前記第2検出位置を通過する被選別豆粒を照射する第2照明手段と、調光機能を持つ基準色板手段と、前記第2検出位置を挟んで前記基準色板手段に対向して設けられ、前記第2照明手段の照射に基づく被選別豆粒からの反射光量及び前記基準色板からの光量を受光し、その光量差に基づく第3検出信号を発生する第2受光手段とを有する第2検出装置と、前記第1検出装置が発生する前記第1及び第2検出信号の比を演算し、演算値が所定のしきい値を外れた場合、及び/又は前記第2検出装置が発生する前記第3検出信号が所定のしきい値を外れた場合に前記被選別豆粒を異常豆粒と判定し、これを排除するための排除信号を発生する制御装置と、前記制御装置に接続され、前記排除信号に基づき、異常豆粒を正常豆粒が流下する流下経路とは異なる別の流下経路に誘導する排除装置と、を具備することを特徴とする豆類色彩選別機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭54-078191
  • 特開平3-118886
  • 特開昭60-022977
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