特許
J-GLOBAL ID:200903087337829213

ガス発生器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-503660
公開番号(公開出願番号):特表2002-504046
出願日: 1998年06月04日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】ガス発生器がケーシング(10)を有しており、その内室が貯蔵室(11)を形成している。ケーシング(10)には装薬ヘッド(12)とディフューザヘッド(13)とが結合されている。装薬ヘッド内には点火装薬(16)が配置されており、この点火装薬は2つの点火セット(17,17a)を備えている。両方の点火セット(17,17a)は互いに無関係に点火エレメント(21,22)により点火可能である。両方の点火セット(17,17a)の燃焼により中間室(25)内に燃焼ガスが生じ、この燃焼ガスが中間室(25)内に圧力を形成する。この圧力により、管(34)のヘッド部分(33)がディフューザヘッド(13)の方向へ押圧される。その際、管(34)によって閉鎖エレメント(38)が破壊され、その結果、貯蔵室(11)からガスが流入開口(41,42)を通って管(34)の内部へ流入し、管(34)の流出開口(44)を通ってディフューザヘッド(13)内へ流出する。ディフューザヘッド(13)からガスが開口(49)を通ってエアバッグ内へ流入する。
請求項(抜粋):
点火装薬(16)備えたガス発生器であって、点火装薬(16)の点火のための少なくとも1つの点火エレメント(21,22)と、閉鎖エレメント(38)により閉鎖されていて圧力ガスを保有する貯蔵室(11)と、閉鎖エレメント(38)を加圧下で破壊する衝撃エレメントとを備えている形式のものにおいて、衝撃エレメントとして、開口(41,42,44,51,52)を備えた管(34)が設けられており、かつ、閉鎖エレメント(38)の破壊の後に少なくとも1つの流入開口(41,42)が貯蔵室(11)の内部に、かつ少なくとも1つの流出開口(44;51,52)が貯蔵室(11)の外部に位置するように前記管(34)が配置されており、かつ、開口(41,42,44,51,52)のうちの少なくとも1つの開口が質量流れに影響を与えるように寸法決めされていることを特徴とするガス発生器。

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