特許
J-GLOBAL ID:200903087340126517

LD励起第二高調波発生固体レーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上田 章三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-193292
公開番号(公開出願番号):特開平7-050441
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 ジンバル型出力鏡ホルダー等の部材を必要とせずに副出射光の出力を極端に低減できるLD励起グリーンレーザ装置を提供すること。【構成】 半導体レーザ1と、半導体レーザからの励起光を集光する集光レンズ2と、励起光が照射されて基本波を発生する固体レーザ素子3と、入射された基本波を第二高調波に変換する第二高調波発生素子4と、第二高調波の出力側に配置された出力鏡5を備えるLD励起第二高調波発生固体レーザ装置であって、上記出力鏡5における第二高調波(SH波)の出力側端面にSH波に対する反射防止機能を有する光学薄膜52が設けられていることを特徴とする。この光学薄膜52の作用により出力鏡の出力側端面でのSH波の部分反射を従来の約4%から0.1%以下に低減させることが可能になり、かつ、これによりSH波の出力向上が図れると共に、主出射光と同方向へ出射される副出射光の出力を現状ではほとんど問題とならないレベルまで低減できる効果を有している。
請求項(抜粋):
半導体レーザと、半導体レーザからの励起光を集光する集光レンズと、励起光が照射されて基本波を発生する固体レーザ素子と、入射された基本波を第二高調波に変換する第二高調波発生素子と、第二高調波の出力側に配置された出力鏡を備えるLD励起第二高調波発生固体レーザ装置において、上記出力鏡における第二高調波の出力側端面に第二高調波に対する反射防止膜が設けられていることを特徴とするLD励起第二高調波発生固体レーザ装置。

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