特許
J-GLOBAL ID:200903087343168024
コーティング被膜付き金属部材の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-304675
公開番号(公開出願番号):特開2002-105655
出願日: 2000年10月04日
公開日(公表日): 2002年04月10日
要約:
【要約】【課題】 Fe系希土類磁石等の金属部材の処理剤塗布後の乾燥及び/又は焼成工程において、金属部材(磁石材料)の端面、周縁面等に他物が接触することによるコーティング被膜の剥離や亀裂を生じにくくし、コーティング被膜の薄膜化を図ることのできるコーティング被膜付き金属部材の製造方法を提供する。【解決手段】 例えば筒状の被処理部材51が、被処理部材51の形態に応じて定められた非接触面Z(両端面)を除く面のうちいずれかの面を被保持面Hとして、保持体110にて保持しつつ乾燥及び/又は焼成される。これによって、被処理部材51の非接触面Zに他物が接触することによるコーティング被膜の剥離や亀裂が生じにくくなる。したがって、例えば磁石部材等に対して金属アルコキシド含有溶液からなる金属用処理剤を塗布してコーティング被膜の薄膜化を図る上で、コーティング被膜の剥離や亀裂が生じにくく、より高性能な磁石部材等を得ることができる。
請求項(抜粋):
金属系元素のアルコキシドを含む成分を有機溶媒に分散させた金属アルコキシド含有溶液からなる金属用処理剤が全面に塗布された被処理部材に対して、該被処理部材が筒状形態をなすときはその端面、該被処理部材が板状形態をなすときはその周縁面、該被処理部材が軸状形態をなすときはその端面の如く、前記被処理部材の形態に応じて保持の際に非接触とする面(以下、非接触面という)を定めるとともに、前記被処理部材の前記非接触面を除く面のうちいずれかの面(以下、被保持面という)を保持体にて保持しつつ乾燥及び/又は焼成することを特徴とするコーティング被膜付き金属部材の製造方法。
Fターム (12件):
4K022AA02
, 4K022AA32
, 4K022AA33
, 4K022AA34
, 4K022BA34
, 4K022CA03
, 4K022CA22
, 4K022CA23
, 4K022DA06
, 4K022DB07
, 4K022DB24
, 4K022EA01
前のページに戻る