特許
J-GLOBAL ID:200903087350260602

面発光型発光ダイオード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-144244
公開番号(公開出願番号):特開平9-326505
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】スペクトル幅が狭い単一モードの光を取り出し得る発光ダイオードを提供する。【解決手段】量子井戸から成る活性層18を挟む一対の反射層14、22は、活性層18で発生する光のスペクトルのピーク波長λp の1/2 波長に相当する106(nm)程度の間隔Dをもって設けられる。そのため、量子井戸から成る活性層18を含む微小共振器が構成されていることから、その活性層18から発生する光はその光共振器の共振条件を満足する波長の光に限定されて、その光共振器の共振波長の狭い半値幅の光が発生するが、このとき、光共振器長Dがλp 2 /(2neff ・Δλ) (=2.25 [μm])よりも十分に小さい値にされることから、共振波長間隔Δλm (=850 [nm])が、活性層18で発生する光のスペクトルの半値幅Δλ(=40[nm])よりも大きくなるため、その光のスペクトル内には共振条件を満足する光は1つしか存在し得ない。
請求項(抜粋):
量子井戸から成る発光層と、該発光層を挟んで位置させられて該発光層で発生した光を反射する微小共振器を構成する一対の反射層とを含む複数の半導体層が積層されて成り、該発光層で発生した光を該複数の半導体層の表面から取り出す形式のダブルヘテロ構造面発光型発光ダイオードにおいて、前記発光層で発生する光のスペクトルのピーク波長および半値幅をそれぞれλp およびΔλ、前記光共振器の実効屈折率をneff としたとき、D≦λp 2 /(2neff ・Δλ) を満足する間隔Dをもって前記一対の反射層を設けたことを特徴とする面発光型発光ダイオード。
IPC (3件):
H01L 33/00 ,  H01L 21/205 ,  C30B 29/40 502
FI (3件):
H01L 33/00 A ,  H01L 21/205 ,  C30B 29/40 502 A

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