特許
J-GLOBAL ID:200903087352567306

合わせガラス用中間膜及びそれを用いた合わせガラス

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-120482
公開番号(公開出願番号):特開平5-310449
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 ガラス破片が飛散しない、透明性がよい、光学歪みが生じない等の合わせガラスに必要な基本特性を損なうことなく、コインシデンス効果による遮音性の低下を防止し、遮音性能を長期にわたって安定的に発揮することができる合わせガラス用中間膜及び合わせガラスを得る。【構成】 炭素数6〜10のアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂(a) と可塑剤からなる樹脂膜Aと、炭素数1〜4のアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂(b) と可塑剤からなる樹脂膜Bとを積層して中間膜を得る。この場合、樹脂膜Aの可塑剤量は、樹脂膜Bの可塑剤量よりも多く含有されているか、或いは樹脂膜Aと樹脂膜Bとは、可塑剤を浸透しない透明フィルムを介して接着されている。この中間膜を用いて目的の合わせガラスを得る。
請求項(抜粋):
二種の可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜A及びBからなる少なくとも二層の積層樹脂膜であって、樹脂膜Aは、ポリビニルアルコールを炭素数6〜10のアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂(a) と可塑剤とからなり、樹脂膜Bは、ポリビニルアルコールを炭素数1〜4のアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂(b) と可塑剤とからなり、樹脂膜Aの可塑剤量は、樹脂膜Bの可塑剤量よりも多く含有されていることを特徴とする合わせガラス用中間膜。
IPC (2件):
C03C 27/12 ,  C08L 29/14 LHA

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