特許
J-GLOBAL ID:200903087356208874

金属材料の試験方法及び装置並びに温度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235030
公開番号(公開出願番号):特開平10-082726
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 金属材料の変形試験において、試験片に生じる亀裂の発生箇所(位置と範囲)、発生時期及び亀裂発生時の変形特性値を正確に特定可能にする。【解決手段】 試験片2に負荷荷重を与える荷重付加装置14、負荷荷重の時系列変化を測定しメモリー16に記憶する荷重計15、測定対象面21に対する可視光・赤外線カメラ3、その撮像画像を負荷荷重と同期して記憶するメモリー31、測定対象面の温度の時系列変化を負荷荷重と同期して測定しメモリー33に記憶する赤外線放射温度計32、撮像画像より亀裂発生箇所を特定する画像処理装置4、特定された亀裂発生箇所について亀裂発生時期及び亀裂発生時の負荷荷重等の変形特性値を判定する亀裂認識装置5、及び撮像画像と温度の時系列変化を同一画面に表示する表示装置6から構成する。
請求項(抜粋):
金属材料からなる試験片に負荷荷重を与え、その試験片に亀裂が発生した時の変形特性値を求める試験方法において、前記試験片に負荷荷重を与えた時の前記変形特性値の時系列変化を計測及び記憶する工程と、前記変形特性値の時系列変化と同期して、前記試験片の測定対象面の温度パターンの時系列変化を計測及び記憶する工程と、同様に前記変形特性値の時系列変化と同期して、前記試験片の測定対象面を撮像し、その撮像画像を記憶する工程と、前記記憶された撮像画像から前記負荷荷重により前記試験片の測定対象面に発生する亀裂を検出し、かつ、亀裂の発生箇所を特定する工程と、前記記憶された温度パターンの時系列変化から前記特定された亀裂の発生箇所の温度の時系列変化を検索する工程と、前記検索された前記亀裂の発生箇所の温度の時系列変化の特異点を検出することにより前記亀裂の発生時期及び亀裂発生時の前記変形特性値を判定する工程とを有することを特徴とする金属材料の試験方法。
IPC (3件):
G01N 3/28 ,  G01B 5/30 ,  G01N 33/20
FI (3件):
G01N 3/28 ,  G01B 5/30 ,  G01N 33/20 N
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-023941
  • 特開昭61-048739

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