特許
J-GLOBAL ID:200903087357319475
機械翻訳装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003165
公開番号(公開出願番号):特開平9-190440
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 日本語文が、辞書に登録されている表記と異なり、ひらがなで与えられた場合でも、辞書が引けるようにすることにより、翻訳精度を向上させる。【解決手段】 解析辞書43aに読み情報を格納しておき、日本語文中の、ひらがなだけで構成された未登録語について、読み検索部42dによって読み情報中に一致するものがないかを検索し(S19)、一致するものがあれば、見出し語と意味を対にして記憶する(S23)。記憶した対が複数あれば(S27:YES)、適語選択部42fで、動詞の辞書に格納された格支配情報を参照して、その格に来得る意味を持つ最も適した見出し語を選択し(S29)、その見出し語と未登録語を入れ換える(S31)。
請求項(抜粋):
原言語として与えられた日本語文を、目的言語としての他言語文に翻訳するために必要な情報を格納した翻訳辞書と、与えられた日本語文を、前記翻訳辞書に格納された情報を参照しながら形態素解析する形態素解析手段と、前記形態素解析手段によって形態素解析された日本語文を、前記翻訳辞書に格納された情報を参照しながら目的言語に翻訳するための文法ルールを格納した翻訳処理部とを有する機械翻訳装置において、前記翻訳辞書には、見出し語の読み情報と意味とが格納されており、前記形態素解析手段による形態素解析の結果、前記翻訳辞書に見出し語としての登録がなく、語の確定ができなかった部分について、未登録語とする未登録語決定手段と、前記未登録語決定手段により決定された未登録語が、ひらがなだけで構成されているか否かを判別する表記判別手段と、前記表記判別手段により、ひらがなだけで構成されていると判別された未登録語について、その表記と一致する前記読み情報を、前記翻訳辞書から検索する読み検索手段と、前記読み検索手段による検索の結果、前記翻訳辞書中に未登録語の表記と一致する読み情報を持つ見出し語が存在した場合、その見出し語及び意味を記憶する辞書情報記憶手段と、前記辞書情報記憶手段に記憶された見出し語が複数存在する場合、最も適した見出し語を選択する適語選択手段と、前記未登録語を、前記適語選択手段によって選択された見出し語と入れ換える見出し語入れ換え手段とを有し、前記翻訳処理部における翻訳処理は、前記見出し語入れ換え手段によって入れ換えられた見出し語を使って行われることを特徴とする機械翻訳装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G06F 15/20 592 A
, G06F 15/20 550 K
, G06F 15/38 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
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言語処理システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-189301
出願人:株式会社リコー
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構文解析方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-180682
出願人:株式会社ジャストシステム
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特開平3-168864
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