特許
J-GLOBAL ID:200903087368527614

含フッ素フルオロスルホニルアルキルビニルエーテルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 三枝 英二 ,  掛樋 悠路 ,  小原 健志 ,  斎藤 健治 ,  藤井 淳 ,  関 仁士 ,  中野 睦子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-173637
公開番号(公開出願番号):特開2004-018427
出願日: 2002年06月14日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】含フッ素フルオロスルホニルアルキルビニルエーテルを工業的に有利な方法で収率良く製造できる方法を提供する。【解決手段】一般式:CF2=CFO(CF2CF(CF3)O)nCF2(CF2CF2)mCF2X(式中、XはIまたはBrであり、mは0〜5の整数、nは0〜10の整数である。)で表されるω-ハロゲン化ビニルエーテルを、アルカリ金属の亜ジチオン酸塩及び中和剤と反応させて一般式:CF2=CFO(CF2CF(CF3)O)nCF2(CF2CF2)mCF2SO2M(式中、Mは、Ma又はMb1/2であり、Maはアルカリ金属、Mbはアルカリ土類金属である。m及びnは上記に同じ。) で表されるビニルエーテルスルフィン酸塩とし、得られたビニルエーテルスルフィン酸塩を塩素化した後、フッ素化することを特徴とする、一般式:CF2=CFO(CF2CF(CF3)O)nCF2(CF2CF2)mCF2SO2F(式中、m及びnは上記に同じ。)で表される含フッ素フルオロスルホニルアルキルビニルエーテルの製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(i)及び(ii)の工程を含むことを特徴とする一般式(1) CF2=CFO(CF2CF(CF3)O)nCF2(CF2CF2)mCF2SO2F (1) (式中、mは0〜5の整数、nは0〜10の整数である。)で表される含フッ素フルオロスルホニルアルキルビニルエーテルの製造方法: (i)下記一般式(2): CF2=CFO(CF2CF(CF3)O)nCF2(CF2CF2)mCF2X (2) (式中、XはIまたはBrであり、m及びnは上記に同じ。)で表されるω-ハロゲン化ビニルエーテルを、アルカリ金属の亜ジチオン酸塩及び中和剤と反応させて下記一般式(3): CF2=CFO(CF2CF(CF3)O)nCF2(CF2CF2)mCF2SO2M (3) (式中、Mは、Ma又はMb1/2であり、Maはアルカリ金属、Mbはアルカリ土類金属である。m及びnは上記に同じ。) で表されるビニルエーテルスルフィン酸塩を製造する工程、 (ii)工程(i)で得られたビニルエーテルスルフィン酸塩を塩素化した後、フッ素化して、上記一般式(1)で表される含フッ素フルオロスルホニルアルキルビニルエーテルを製造する工程。
IPC (2件):
C07C303/02 ,  C07C309/82
FI (2件):
C07C303/02 ,  C07C309/82
Fターム (4件):
4H006AA02 ,  4H006AC61 ,  4H006BD70 ,  4H006BE61
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭57-028023
  • 特開昭57-072929
  • 特開昭56-090054
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-028023
  • 特開昭57-072929
  • 特開昭56-090054
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