特許
J-GLOBAL ID:200903087379538642

低接触抵抗かつ低イオン溶出性の固体高分子型燃料電池セパレーター用チタン材およびその製造方法、このチタン材を用いてなるセパレーター、ならびにこのセパレーターを用いてなる固体高分子型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 内藤 俊太 ,  田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-008276
公開番号(公開出願番号):特開2008-176988
出願日: 2007年01月17日
公開日(公表日): 2008年07月31日
要約:
【課題】イオン溶出性が低く、かつチタン酸化物の析出を生じにくい、すなわち発電後も低い接触抵抗を有し、固体高分子型燃料電池のセパレーター用素材として最適なチタン材およびその製造方法ならびにそれを用いたセパレーターおよび燃料電池を提供すること。【解決手段】チタン材の表面酸化物の厚みが5〜25nmの範囲にあり、該チタン材の酸化物層を含めた最外表面から100nmの深さの範囲での平均炭素濃度が0.02〜6at%であり、かつ平均窒素濃度が0.02〜6at%であり、酸化物中のフッ素濃度が7at%以下であることを特徴とする低接触抵抗かつ低イオン溶出性の固体高分子型燃料電池セパレーター用チタン材とその製造方法、該チタン材を用いたセパレーターおよび該セパレーターを用いた固体高分子型燃料電池である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
固体高分子型燃料電池のセパレーター素材用の純チタンまたはチタン合金製チタン材であって、該チタン材の表面酸化物の厚みが5〜25nmの範囲にあり、該チタン材の酸化物層を含めた最外表面から100nmの深さの範囲での平均炭素濃度が0.02〜6at%であり、かつ平均窒素濃度が0.02〜6at%であり、さらに前記酸化物中のフッ素濃度が7at%以下であることを特徴とする、低接触抵抗かつ低イオン溶出性の固体高分子型燃料電池セパレーター用チタン材。
IPC (3件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10 ,  C22C 14/00
FI (3件):
H01M8/02 B ,  H01M8/10 ,  C22C14/00 Z
Fターム (11件):
5H026AA06 ,  5H026BB03 ,  5H026BB04 ,  5H026EE01 ,  5H026EE02 ,  5H026EE08 ,  5H026EE11 ,  5H026EE12 ,  5H026HH03 ,  5H026HH05 ,  5H026HH09
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る