特許
J-GLOBAL ID:200903087393984159

熱セット性の改善されたポリウレタン弾性糸

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253518
公開番号(公開出願番号):特開平8-113824
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 熱セット性の改善されたポリウレタン弾性糸、パンテイストッキング用に優れた性能を有する熱セット性の改善されたポリウレタン弾性糸を提供する。【構成】 イソシアネート末端の中間重合体と有機ジアミンとモノアミンとを反応させ、セグメント化ポリウレタンを得るとき、有機ジアミンとモノアミンとの比と、総アミン基と末端イソシアネート基との比とを、特定の範囲にして反応させ、そのセグメント化ポリウレタンを紡糸して熱セット性の改善されたポリウレタン弾性糸を得る。
請求項(抜粋):
数平均分子量が600〜6000の両末端基に水酸基を有するポリマーグリコールと過剰モルの有機ジイソシアネート化合物とを反応させて得られる末端基にイソシアネート基を有する中間重合体に、有機ジアミン化合物と有機第二級モノアミン化合物を反応させてセグメント化ポリウレタンを得るに際し、下記の4式で囲まれた範囲の割合いで反応させてポリマー溶液を得、A= 1.09R-0.98 (1)A=-0.19R+0.19 (2)A= 1.10R-0.92 (3)A=-0.37R+0.37 (4)(ここで、Aは反応させる有機ジアミン化合物と有機第二級モノアミン化合物との当量比で次式であらわされる。A=MA/(DA+MA) (5)MAは反応させる有機第二級モノアミン化合物のアミン当量、DAは反応させる有機ジアミン化合物のアミン当量。Rは反応させる総アミン基の当量と中間重合体のイソシアネート基の当量との比で次式であらわされる。R=I/(DA+MA) (6)MA,DAは(5)式と同様、Iは反応させる中間重合体のイソシアネート基の当量。)次いで紡糸して得られた糸の熱セット率が45%以上である熱セット性の改善されたポリウレタン弾性糸。
IPC (5件):
D01F 6/70 ,  C08G 18/65 NES ,  C08G 18/65 NEV ,  D01F 6/94 ,  D04B 1/26

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