特許
J-GLOBAL ID:200903087415400849

流体計量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-186276
公開番号(公開出願番号):特開平6-294674
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 複数種類の流体を計量するシステムにおいて、各流体の計量精度を向上させる。【構成】 ペイント等の流体をコントローラによって供給するシステムにおいて、所定量の第1の流体が供給された後、第2の流体が供給される。第2の流体の供給途中で、第1の流体の量を参照して供給されるべき第2の流体の供給量が算出される。第2の流体は算出された量だけ供給される。第2の流体の供給量の算出に際しては、バルブの応答性に起因する超過供給量も加味される。そして、次のサイクルにおいては、実際の供給量を参照して供給比がチェックされ、その値が標準比の許容誤差範囲から外れている場合には、警報が発せられる。
請求項(抜粋):
少なくとも二種類の構成要素を含む装置を用いて、少なくとも二種類の流体をそれらの流体が予め設定された標準比になるように計量する流体計量方法であって、第1の流体を予め設定された第1のカウントにわたって供給する段階と、前記第1の流体の供給を停止する段階と、第2の流体を供給する段階と、前記第1の流体の超過供給量に対応するカウントを算出する段階と、前記第1のカウントと前記第1の流体の超過供給量に対応するカウントとの和に応じて、前記予め設定された標準比を得るために必要とされる前記第2の流体の量に対応するカウントを算出し、さらにこのカウントから予め設定された誤差率に対応するカウントを差し引くことによって供給されるべき第2の流体に対応する第2のカウントを算出する段階と、前記第2のカウントにわたって前記第2の流体を供給した後に前記第2の流体の供給を停止する段階と、を有し、前記装置の前記一方の構成要素がミキサに連結された流路内に配置された第1流量メータと第1制御バルブとを有し、前記他方の構成要素がミキサに連結された流路内に配置された第2流量メータと第2制御バルブとを有し、前記第1の流体を供給する段階及びそれを停止する段階が前記第1制御バルブを開閉することによって実行され、第2の流体を供給する段階及びそれを停止する段階が前記第2制御バルブを開閉することによって実行される方法。

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