特許
J-GLOBAL ID:200903087416953450

水力発電所監視制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082552
公開番号(公開出願番号):特開平5-281000
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 複数の水力発電所を対象として集中監視制御を行う装置において、水力発電所機器の運転状態、特に振動異常や水車効率低下等を把握し、異常の早期検出・対策といった異常予防保全を行えるものを提供する。【構成】 子局に人工知能を導入し、プロセスデータの集積や発電所機器の異常監視あるいは異常発生予測を行う。親局には基本的にデータの集積結果ないし監視結果等のみを伝送する。振動等の監視機能では、軸・固定部の振動振幅、振動周波数分布、軸受温度を監視項目に含み、これらの項目の監視レベルは発電機の出力帯や運転時間等を考慮して設定する。効率監視機能では、検出水車効率の変動要因(誤差要因)に基づいて検出水車効率から真値を推論する。
請求項(抜粋):
複数の水力発電所を対象として状態監視を行う装置であって、発電所機器の制御を行う子局を各水力発電所に設置すると共に、各子局の集中監視を親局で行う装置において、子局には、各種のデータを集積するデータ集積手段と、発電所機器を監視対象とする機器監視手段および効率監視手段と、親局に集積データおよび運転状態監視結果を伝送する通信手段とを備え、前記機器監視手段は、軸・固定部の振動振幅、振動周波数分布、軸受温度を監視項目として監視を行うものであって、軸・固定部の振動振幅の警報レベルを発電機出力に応じて設定する振動警報レベル設定部と、振動周波数分布について周波数に応じて警報レベルを設定する周波数警報レベル設定部と、軸受温度の警報レベルを発電機運転時間に応じて設定する温度警報レベル設定部とを備え、前記効率監視手段は、水位変動、系統電力揺動、周波数変動、超音波流量計の誤差を含む検出水車効率の変動要因から検出水車効率の基準点を推論し、この基準点に基づいて検出水車効率から実際の水車効率変動を推論するものとしたことを特徴とする水力発電所監視制御装置。
IPC (4件):
G01D 9/00 ,  G01M 19/00 ,  H02J 3/38 ,  H04Q 9/00 301

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