特許
J-GLOBAL ID:200903087424512307

タービン駆動ポンプおよびこのポンプによる流体の搬送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-196698
公開番号(公開出願番号):特開平7-229499
出願日: 1994年08月22日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】扱う流体が、気体はもちろん液体あるいは液体と気体との混合相からなる中間体であってもポンプのより一層の高速化かつ高効率化を可能にする。【構成】タービン羽根車3とポンプ羽根車5が回転軸6で連結される。タービン羽根車3のボス部3cに羽根3eとシュラウド3fが連続して形成され、シュラウド3fの子午面形状が凹形の円弧状回転面に形成される。ボスシュラウド3f1が回転軸線Oにほぼ平行に形成される。羽根出口縁3e1の部分3e2がボスシュラウド3f1に滑らかに連続して下流側へ大きく張り出している。羽根出口縁3e1の部分3e3が、回転軸線Oにほぼ直角に形成される。羽根出口縁3e1は、部分3e3と部分3e2との間を下流側に凸形に円弧状曲線で形成され、その出口角は、羽根出口縁3e1の部分3e2でほぼ0 ゚に、部分3e3でほぼ従来の通りの角度に設定される。羽根入口3aから羽根出口3bまでは曲線で結ばれている。
請求項(抜粋):
ポンプケーシング内に回転自在に配設されたポンプ羽根車と、タービンケーシング内に回転自在にかつ前記ポンプ羽根車と同軸に配設されたタービン羽根車とを少なくとも備え、前記タービン羽根車の回転駆動により前記ポンプ羽根車が回転されるようになっているタービン駆動ポンプにおいて、前記ポンプ羽根車は、回転軸に嵌合されるボスに連なるシュラウドの子午面形状を凹形の円弧状回転面とし、羽根入口縁が取り付くボスシュラウドを回転軸にほぼ平行な円筒状に形成し、前記羽根入口縁をこのボスシュラウド面からなめらかに連続させて上流側へ大きく張り出させ、前記ポンプケーシング側の羽根入口縁を前記回転軸に対してほぼ直角に延設し、円筒状の前記ボスシュラウドに取り付く羽根入口縁とポンプケーシング側羽根入口縁の間を上流側に凸形をなす円弧状のなめらかな曲線によって結んで羽根入口縁を形成し、この羽根の入口角をボスシュラウド側入口縁でほぼ0 ゚に、かつこのボスシュラウド側入口縁からポンプケーシング側入口縁に向かって徐々に大きくなるように設定し、かつボスシュラウド側とポンプケーシング側との間の羽根入口角をなめらかに変化させた形状の羽根入口を有し、前記羽根形状の羽根入口から羽根出口端までなめらかな曲線で結んで形成した羽根を備えており、前記タービン羽根車は、回転軸に嵌合されるボスに連なるシュラウドの子午面形状を凹形の円弧状回転面とし、羽根出口縁が取り付くボスシュラウドを回転軸にほぼ平行な円筒状に形成し、羽根出口縁をこのボスシュラウド面からなめらかに連続させて下流側へ大きく張り出させ、前記タービンケーシング側の羽根出口縁を前記回転軸に対してほぼ直角に延設し、円筒状の前記ボスシュラウドに取り付く羽根出口縁とタービンケーシング側羽根出口縁との間を下流側に凸形をなす円弧状のなめらかな曲線によって結んで羽根出口縁を形成し、この羽根の出口角をボスシュラウド側出口縁でほぼ0 ゚に、かつこのボスシュラウド側出口縁からタービンケーシング側出口縁に向かって徐々に大きくなるように設定し、かつボスシュラウド側とタービンケーシング側との間の羽根出口角を滑らかに変化させた形状の羽根出口を有し、羽根入口から前記羽根形状の羽根出口端までなめらかな曲線で結んで形成した羽根を備えていることを特徴とするタービン駆動ポンプ。
IPC (5件):
F04D 29/24 ,  A23L 2/00 ,  B01F 5/16 ,  F03B 3/10 ,  F04D 13/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-279296

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