特許
J-GLOBAL ID:200903087436495670

ソフトフエライト粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-226428
公開番号(公開出願番号):特開平5-043247
出願日: 1991年08月13日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 焙焼粉に混入している塩素分の大部分は低温加熱でも除去できることを利用して、脱塩素加熱と結晶粒径制御加熱を独立して行うことで塩素腐食を低減させる方法を提供する。【構成】 フェライトを構成する金属塩化物を混合し、次いで噴霧焙焼によって得られたフェライト用原料酸化物を、400°C〜600°Cの温度範囲で加熱し、第一次脱塩素分処理を行い、引続き600°C〜1000°C加熱を行って、回収粉体の結晶粒制御及び第二次脱塩素を行う二段熱処理するソフトフェライト粉末の製造方法にある。【効果】 後工程に有害な残留塩素分を効率的に目標レベルまで低減させることができ、同時にNi,Cr系耐熱、耐腐食材料で内張りした加熱炉にもかかわらずNi,Crの含有率について目標レベルの約100ppm以下を達成することが出来かつ回収粉体の結晶粒径も制御可能とし、その結果磁気特性の極めて優れたフェライトコアを安定して製造できる。
請求項(抜粋):
フェライトを構成する金属塩化物を混合し、次いで噴霧焙焼によって得られたフェライト用原料酸化物を、400°C〜600°Cの温度範囲で加熱し、第一次脱塩素分処理を行い、引続き600°C〜1000°C加熱を行って、結晶粒制御及び第二次脱塩素を行う二段熱処理することを特徴とするソフトフェライト粉末の製造方法。

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