特許
J-GLOBAL ID:200903087441897158

遠心ポンプ装置及び気泡除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-196541
公開番号(公開出願番号):特開平7-047121
出願日: 1993年08月06日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 人工心肺装置等の回路への血液循環開始時における、遠心ポンプ本体の遠心室内の気泡の滞留をなくす。【構成】 遠心ポンプ本体12の中心点Oを通る垂直線Xが、血液送り出しポート18と遠心室15との連結箇所における円周方向の二つの連結点A、Bと中心点Oとをそれぞれ結んだ二直線α、βの間に位置するように、血液送り出しポート18を上方へ向けて傾けるとともに、遠心室15の内周面と軸線とのなす角度よりも大きな角度にて血液取り入れポート17を上方へ向けて傾けた状態に遠心ポンプ本体12を駆動部13に支持する。
請求項(抜粋):
駆動部と、この駆動部に連結された遠心ポンプ本体とから構成され、人工心肺装置等の回路内の充填液を循環させる遠心ポンプ装置において、前記遠心ポンプ本体は、充填液が流入する血液取り入れポートと充填液が送り出される血液送り出しポートとが形成され、内部が遠心室とされた容器と、この容器内にて前記駆動部によって回転するシャフトと、このシャフトの端部に支持され、前記容器の遠心室内にて回転する回転体と、この回転体に形成され、この回転体が回転することにより、前記血液取り入れポートから取り入れられた充填液に遠心力を作用させる複数の羽根とを具備し、前記血液取り入れポートが、前記シャフトの軸線に沿って形成され、前記血液送り出しポートが、前記容器の上部にてその側部に、接線方向へ沿って形成され、前記遠心室の内周面が、前記血液取り入れポートから離間する方向へ向かって次第に拡がるテーパ面とされてなり、前記遠心ポンプ本体は、前記遠心ポンプ本体の中心点を通る垂直線が、前記血液送り出しポートと遠心室との連結箇所における円周方向の二つの連結点と前記中心点とをそれぞれ結んだ二直線の間に位置するように、前記血液送り出しポートを上方へ向けて傾けるとともに、前記遠心室の内周面と軸線とがなす角度よりも大きな角度にて前記血液取り入れポートを上方へ向けて傾けた状態に支持されてなることを特徴とする遠心ポンプ装置。
IPC (2件):
A61M 1/10 530 ,  A61M 1/14 580
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 血液ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-273663   出願人:日機装株式会社
  • 血液ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-047962   出願人:テルモ株式会社
審査官引用 (1件)
  • 血液ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-273663   出願人:日機装株式会社

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