特許
J-GLOBAL ID:200903087443931779

膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三井 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005769
公開番号(公開出願番号):特開平7-218046
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】低圧冷媒流路と高圧冷媒流路との間にロッドに沿って形成される隙間をシールするシール部材の移動を、容易かつ低コストで阻止する構造の膨張弁提供することを目的とする。【構成】高圧冷媒流路13の途中に配置された弁機構20と、低圧冷媒流路12を通る低圧冷媒の温度を感知してその感知温度に対応して変位する変位部を有する感温変位機構30と、感温変位機構30の変位を弁機構20に伝達するために低圧冷媒流路12内を横切って配置されたロッド28と、ロッド28に沿って両流路12,13の間に形成される隙間をシールするためにロッド28の外周面に密着して配置された環状のシール部材16と、ロッド28に沿って低圧冷媒流路12を横切って配置され、先端がシール部材16の側面に面して位置し、他端側が膨張弁の不動部分に固定されたシール移動規制部材38とを設けた。
請求項(抜粋):
蒸発器に送り込まれる高圧冷媒が通る高圧冷媒流路と、上記高圧冷媒流路の流路面積を変えるために上記高圧冷媒流路の途中に配置された弁機構と、上記蒸発器から送り出された低圧冷媒が通る低圧冷媒流路と、上記低圧冷媒流路を通る低圧冷媒の温度を感知してその感知温度に対応して変位する変位部を有する感温変位機構と、上記感温変位機構の変位部の変位を上記弁機構に伝達するために上記低圧冷媒流路内を横切って進退自在に配置されたロッドと、上記ロッドに沿って上記低圧冷媒流路と上記高圧冷媒流路との間を連通するように形成される隙間をシールするために、上記ロッドの外周面に密着して配置された環状のシール部材と、上記ロッドに沿って上記低圧冷媒流路を横切って配置され、先端が上記シール部材の側面に面して位置し、他端側が膨張弁の不動部分に固定されたシール移動規制部材とを設けたことを特徴とする膨張弁。

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