特許
J-GLOBAL ID:200903087446128624

表層部靭性の優れた高張力鋼板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251080
公開番号(公開出願番号):特開平10-096042
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】表層部靭性に優れた厚肉の高張力鋼板及びその製造方法の提供。【解決手段】(1)wt%で、C:0.02〜0.15%Mn:0.4〜2%Ni:1〜6%Mo:0.3〜2%Nb:0.01〜0.05%B:0.001〜0.005%任意元素を含み?@?AのT1T2がT1≦T2を満たし表層位置が平均γ粒径20μm以下で平均ハ ゚ケット径15μm以下のマルテンサイトヘ ゙イナイトの高張力鋼板。T1(°C)=937-476(%C)+56(%Si)-19.7(%Mn)-16.3(%Cu)-26.6(%Ni)-4.9(%Cr)+38.1(%Mo)+125(%V)+3315(%B)・・?@T2(°C)=1127(%Nb)0.5+754 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?A(2)表層位置でRc以上となるように加熱し、8°C/秒以上となるように200°C以下まで冷却し、Ac1以下で焼戻す上記(1)と同じ組成の高張力鋼板の製造方法。Rc(°C/秒)=5.5-2.5(%C)0.5-0.2(%Ni)-0.4(%Mo)+0.55(%Si)+1.3(%V) ・・・?B
請求項(抜粋):
重量%にて、C:0.02〜0.15%、 Si:0.3%以下、Mn:0.4〜2%、 Cu:0〜0.6%、Ni:1〜6%、 Cr:0〜0.8%、Mo:0.3〜2%、Nb:0.01〜0.05%、 V:0〜0.08%、B:0.001〜0.005%、Ti:0〜0.03%、sol.Al:0.08%以下、 N:0.006%以下を含み、かつ、下記?@及び?A式で示されるオーステナイト化温度T1 及び転位安定温度T2 が、T1≦T2なる関係を満たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼板であって、鋼板の表層位置の組織は、平均γ粒径が20μm以下で、かつ、平均パケット径が15μm以下のマルテンサイトとベイナイトとから構成されていることを特徴とする表層部靭性の優れた高張力鋼板。T1(°C)=937-476(%C)+56(%Si)-19.7(%Mn)-16.3(%Cu)-26.6(%Ni)-4.9(%Cr)+38.1(%Mo)+125(%V)+3315(%B)・・?@T2(°C)=1127(%Nb)0.5+754 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?A
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 6/00 G ,  C22C 38/58

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