特許
J-GLOBAL ID:200903087447850358

カメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-043304
公開番号(公開出願番号):特開平9-236845
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】特別な制動部材を設けることなく、後駆動部材を制動できるようにしたコスト的に極めて有利なカメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機構を提供すること。【解決手段】ブレーキ部材14の回転には板ばね19によって摩擦抵抗力が働いている。露光走行において、先駆動部材9は、その終了段階で駆動ピン9cがブレーキ部材14の当接部14aを押すことにより上記の摩擦抵抗力で制動され、且つ先駆動ばね16の端部16aが柱1pに係接してからは、折曲部9bが該端部16aから離れた状態で停止する。他方、後駆動部材10は、その終了段階でピン10dが先駆動部材9の当接部9cを押し、先羽根群の慣性質量によって制動される。
請求項(抜粋):
先羽根と、該先羽根に露光開口の開閉作動を行わせ且つ伝達部を形成している先駆動部材と、該先駆動部材に露光走行方向への駆動力を与え該露光走行の終了段階以後該先駆動部材が慣性力で作動し得るようにした先駆動源とを有する先羽根群と、後羽根と、該後羽根に露光開口の開閉作動を行わせる後駆動部材と、該後駆動部材に露光走行方向への駆動力を与える後駆動源とを有する後羽根群と、を備えており、前記後羽根群は、該後羽根群の露光走行の終了段階において、前記伝達部を介して前記先駆動部材をセット方向へ作動させ、前記先羽根群の慣性質量を負荷として制動されるようにしたことを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタのブレーキ機構。

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