特許
J-GLOBAL ID:200903087449537770

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-198577
公開番号(公開出願番号):特開平8-061189
出願日: 1994年08月23日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】サックホール内に燃料が滞留するのを抑制し、もってデポジットの発生を防止できる燃料噴射弁を提供する。【構成】燃料噴射弁1はバルブシート2とノズルニードル3とスワールカラー4とを備える。バルブシート2の底部には、サックホール5及び噴口6が形成されている。バルブシート2の底部には、別途サックホール5と外部とを連通する連通路9が形成され、この連通路9の途中にはチェック弁11が設けられる。ノズルニードル3が上方へ移動すると、燃料は、燃料通路7、スワール通路8、サックホール5を経て噴口6より微粒化されて噴射される。このとき、サックホール5内は正圧状態となっており、チェック弁11は開かれない。一方、ノズルニードル3がバルブシート2に当接し、噴射が停止されると、サックホール5の上流側は減圧状態なのでチェック弁11が開放される。すると、減圧状態が解除され、サックホール5内の燃料が全て噴射される。
請求項(抜粋):
ほぼ有底筒状に形成されるとともに、底部には、圧送された燃料の合流するサックホール及び該サックホールから外部に連通する噴口を有してなるバルブシートと、前記バルブシート内に移動可能に収容され、その移動により、前記サックホールへの圧送された燃料の流通を許容するためのノズルニードルとを備えた燃料噴射弁であって、前記噴口とは異なる箇所において、前記サックホールと外部とを連通するとともに、少なくとも前記噴口から燃料が噴射されているときには、当該燃料が自身を通って外部に出るのを遮断する連通路を設けたことを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (4件):
F02M 61/18 350 ,  F02M 61/18 310 ,  F02M 61/18 360 ,  F02M 61/10

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