特許
J-GLOBAL ID:200903087456124139

全稈投入型の脱穀装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-005706
公開番号(公開出願番号):特開平8-191623
出願日: 1995年01月18日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【構成】 扱室1の左側板15と、コーンケーブ3における左側板15に対応した移動側ケーブ部分3Aとを一体化して成る開閉ケーブBを、上部の支点P周りの揺動移動により、固定側ケーブ部分3Bに連結された装着姿勢と、扱室1の横外方側に退いた開放姿勢とに切換可能に構成する。移動側ケーブ部分3Aと固定側ケーブ部分3Bとに亘って連結ピン10を抜き差しするピン連結手段21を中央部分に2ヶ所に設け、かつ、左方への揺動移動で移動側ケーブ部分3Aの下端部を押上げ、右方への揺動移動で移動側ケーブ部分3Aの開放揺動を許容するカム部材13を設けて成る乗り上がりカム機構12を前後に計2ヶ所設けることで、開閉ケーブBを装着姿勢に維持できるようにする。【効果】 扱胴やコーンケーブ等の掃除・点検を簡単で容易に行え、しかも大掛かりなメンテナンスも実施できるものを、大なる開閉ケーブの開閉構造を採用しながらも脱穀機能に支障なく提供できた。又、開閉ケーブの装着操作の簡単化が行え、特に長尺形状の開閉ケーブでも歪みなく正確に装着姿勢に操作できる。
請求項(抜粋):
左右の側板(15),(15)と天板(14)とで囲まれた扱室(1)内に、螺旋状の扱歯(2A)を備えた扱胴(2)を配備するとともに、該扱胴(1)で扱ぎ処理された処理物を漏下するコーンケーブ(3)を備えてある全稈投入型の脱穀装置であって、前記左右の側板(15),(15)のうちの一方の側板(15)と、前記コーンケーブ(3)における前記一方の側板(15)に対応した移動側ケーブ部分(3A)とを一体化して成る開閉ケーブ(B)を、上部の支点(P)周りの揺動移動により、前記コーンケーブ(3)における固定側ケーブ部分(3B)に連結された装着姿勢と、前記扱室(1)の横外方側に退いた開放姿勢とに切換可能に構成し、前記開閉ケーブ(B)が装着姿勢にあるときに、前記移動側ケーブ部分(3A)と前記固定側ケーブ部分(3B)とに亘って連結ピン(10)を挿通したロック姿勢と、抜き出した解除姿勢とに切換可能なピン連結手段(21)を構成するとともに、前記連結ピン(10)を前記扱室(1)の外部から押引き操作可能な操作具(11)を備えてある全稈投入型の脱穀装置。
IPC (2件):
A01F 12/00 ,  A01F 12/24

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