特許
J-GLOBAL ID:200903087459594012

アクセルセンサ異常処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287620
公開番号(公開出願番号):特開平6-137205
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 センサ異常時にも、運転者の意志に応じて連続的な機関出力コントロール可能なアクセルセンサ異常処理装置を提供する。【構成】 センサ4が異常であることが検出されたとき、フル側スイッチ5のみがONされたとき、アクセル踏込量信号ACCPに所定疑似アクセル踏込量αが加算される。そして、フル側スイッチ5がONからOFFし、フル側スイッチ5とアイドル側スイッチ6とがOFFすると、この時点でのACCPが保持される。そして、アイドル側スイッチ6がONすると、アクセルペダル1の踏込量が最小にされたと判定され、ACCP=0(%)が出力される。これによって、センサ4の異常時においても、運転者はアクセルペダル1の踏込量を最大にすることによって徐々にACCPを増大することができる。したがって、運転者の意志に応じて連続的なエンジン出力コントロールが可能となる。
請求項(抜粋):
運転者によって操作されるアクセル部材と、前記アクセル部材の操作量に応じた信号を出力するセンサと、機関の出力を調節する駆動手段と、前記センサに異常が生じたとき、この異常を検出する異常検出手段と、前記アクセル部材の操作量が第1の所定操作量以下になると、最小信号を出力する第1のスイッチと、前記アクセル部材の操作量が第2の所定操作量以上になると、最大信号を出力する第2のスイッチと、前記第1と第2のスイッチから出力される信号に基づいて作成される疑似信号を、前記第1のスイッチから出力される前記最小信号に応じて減少させ、前記第2のスイッチから出力される前記最大信号に応じて、前記最小信号に応じて減少するときよりも小さい変化量で連続的に増大させ、さらに前記第1と第2のスイッチからのいずれの信号も出力されないとき保持して出力する出力手段と、前記センサから出力されるアクセル操作量に応じた信号に基づいて前記駆動手段を制御し、前記異常検出手段において前記センサが異常と検出されたとき、前記出力手段から出力される疑似信号に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするアクセルセンサ異常処理装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-011633
  • 特公平3-073747
  • 特開昭59-153928
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