特許
J-GLOBAL ID:200903087469180399

印刷パターンの真偽判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030303
公開番号(公開出願番号):特開平8-221632
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 真偽の判別能力を向上させる。【構成】 認識搬送ユニット1により入力された印刷物が搬送されて、CCDイメージセンサ3により印刷物の透過光のアナログ信号を出力される。A/D変換器4によりデジタル信号に変換され、バッファメモリ5に書き込まれる。前処理部6により、印刷物の必要な領域のみが切り出される。金種判定部7により基準カテゴリの一つが特定される。ゾーン分割部8-1により印刷物の全面を複数の領域に分割する。類似度算出部8-2により各領域毎に印刷物の画素の濃度データを要素とするベクトルと、基準カテゴリの濃度データ要素とするベクトルとの余弦を類似度として算出する。加算部8-3により類似度が規定値よりも越えたかどうかを判別して、越えるゾーンの個数を加算する。比較判定部8-4により類似する領域の数を規定値と比較して、印刷物の真偽を判別する。
請求項(抜粋):
入力された印刷物の濃度データを画素毎に作成する濃度データ作成処理と、前記印刷物の全面を複数個の領域に分割するゾーン分割処理と、前記入力された印刷物のパターンを照合する基準カテゴリのリファレンスデータとして前記印刷物の画素に対応する濃度データを用意して、前記ゾーン分割処理により分割された前記領域の各々について、該領域内の前記印刷物の濃度データと前記基準カテゴリの濃度データとに基づいて、その領域内で類似度を算出する類似度算出処理と、前記類似度と規定値とを比較して、前記印刷物の領域と前記基準カテゴリの領域との類似又は非類似を判別して、類似又は非類似の領域の個数を算出する加算処理と、前記加算処理により算出された類似又は非類似の領域の個数に基づいて、前記印刷物の真偽を判別する比較判別処理とを、実行するようにしたことを特徴とする印刷パターンの真偽判別方法。

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