特許
J-GLOBAL ID:200903087470173606
シートの関節構造および自動車用シート
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274951
公開番号(公開出願番号):特開平9-121968
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 小型で強固な自動車用シートの関節構造を提供する。【解決手段】 外殻24、26は、一方が他方に対して回転できる。関節構造は、また、外殻24、26を一緒に結合する結合手段30を備え制御部材32によって制御される。制御部材を一方に作動させると、バックレストの傾斜を調整することができ、反対の方向に作動させると、バックレストを一時的に折り重ねることができる。前記結合手段30は、少なくとも1つのレバー34a、34bを備え、2つの端部36A、36Bを有する。2つの端部36A、36Bの各々は、相対応する形状部分SA、SB、TAを相互に作用させることにより、外殻24、26に直接的に固定可能である。レバーを操作するための手段44A、44B、52により、支点を中心としてレバー34a、34bをチルトさせると、制御部材32の操作方向に応じて、レバーは外殻24、26の一方あるいは他方にのみ固定される。
請求項(抜粋):
シート、特に自動車用のシートの関節構造であって、ほぼ平行に配置された2つの外殻(24、26)を備えており、一方の外殻は、静止して、前記シートのシート部に固定されるようになっており、他方の外殻は、移動可能となっており、前記シートのバックレストに固定されるようになっており、これらの外殻は、関節軸線(X)を中心として、一方が他方に対して回転できるようになっており、前記関節軸線Xは、前記外殻に対して垂直方向に延びており、前記関節部は、また、前記外殻(24、26)を一緒に結合する手段(30)を備えており、前記結合手段は、制御部材(32)によって制御されており、前記制御部材を一方の方向に作動させることによって、前記シート部に対する前記バックレストの傾斜を調整することができ、前記制御部材を前記方向とは反対の方向に作動させることによって、前記バックレストを一時的に折り重ねることができるタイプの関節構造において、前記結合手段(30)は、少なくとも1つのレバー(34a、34b)を備えており、前記レバーは2つの端部(36A、36B)を有しており、2つの端部(36A、36B)の各々は、関連する外殻(24、26)との間で相対応する形状(SA、SB、TA、TB)どうしを相互に作用し合わせることによって、該関連する外殻(24、26)に直接的に固定することができ、前記結合手段を制御する前記制御部材(32)は、前記レバーを操作するための手段(44A、44B、52;86A、86B)を作動させ、これにより、支点を中心として前記レバー(34a、34b)がチルトされることによって、前記制御部材(32)の操作方向に応じて、前記レバーは前記外殻(24、26)の一方あるいは他方にのみ固定され、前記支点は、前記レバーの前記2つの端部(36A、36B)のうちの一端あるいは他端を、関連する外殻(24、26)に固定するための前記相対応する形状部分(SA、SB、TA、TB)によって構成されていることを特徴とする、シート、特に自動車用のシートの関節構造。
IPC (2件):
FI (2件):
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