特許
J-GLOBAL ID:200903087478925844

液晶パネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 光男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047969
公開番号(公開出願番号):特開平5-216062
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 製造工程中はもとより完成後も有効に機能する液晶パネルの静電破壊防止構造を提供する。【構成】 液晶パネル10は一対の基板11及び12を貼り合わせて構成されている。一方のガラス基板11の内表面には互いに平行に整列した複数本の信号電極14が形成されている。他方のガラス基板12の内表面には、互いに平行に整列し且つ信号電極14に対して交差的に配列された走査電極15が形成されている。両基板間には液晶層が挟持されている。信号電極14及び走査電極15の夫々から引き出された外部回路との接続に用いられる引き出し電極16と交わる様に、両方の基板11,12の夫々の周囲部に沿って高抵抗薄膜17が延設されている。この高抵抗薄膜17は、引き出し電極16の面抵抗率より大きい面抵抗率を有する。加えて、両方の基板に設けられた高抵抗薄膜17を導電性材料18で電気的に互いに接続し静電破壊防止構造を得ている。
請求項(抜粋):
所定の間隔をおいて互いに平行に整列した複数本の信号電極を有する一方の基板と、互いに平行に整列し且つ前記信号電極に対して交差的に配列された走査電極を有するとともに前記一方の基板に対向配置された他方の基板と、両方の基板に挟持された所定の厚みを有する液晶層とを備えた液晶パネルにおいて、前記信号電極及び前記走査電極の夫々から引き出された外部回路との接続に用いられる引き出し電極と交わる様に前記両方の基板の夫々の周囲部に沿って延設された、前記引き出し電極の面抵抗率より大きい面抵抗率を有する高抵抗薄膜を前記両方の基板の夫々に設け、この両方の高抵抗薄膜を導電性材料で電気的に接続した事を特徴とする液晶パネル。

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