特許
J-GLOBAL ID:200903087483023751

発泡成形体の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-147821
公開番号(公開出願番号):特開平8-207074
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 高剛性及び高内部損失を損なうことなく軽量化が図れる肉厚の薄い発泡成形体を成形すること。【構成】 約75tで型締めされた可動側金型21と固定側金型22で形成されたキャビティ内に射出装置40からPP(ポリプロピレン)に発泡剤を入れた樹脂混合材を射出し、樹脂混合材の充填を完了した後、可動側金型21と固定側金型22との締め圧を0t近くまでにすることにより金型を開いて発泡剤の発泡を行わせることで、たとえば平均肉厚が0.5mmの円錐型コーン形状が得られた。【効果】 PPをベースとし発泡剤の発泡によって振動板が得られるので、比重が下げられることから、剛性を下げずに軽量化が図れた。つまり、剛性がヤング率の1乗と厚さの3乗に比例することにより、ヤング率の低い材料でも比重を下げて厚さを増すことで剛性を高くすることができるため、フィラーの添加量を少なくすることができるので、内部損失の高い材料を使用することができ、高剛性及び高内部損失を損なうことなく軽量化が図れた。
請求項(抜粋):
発泡剤を含む樹脂を金型内に射出するとともに、射出充填完了後に射出成形機の型締め力を落し、前記金型を所定量だけ開けることにより、前記発泡剤を発泡させて、発泡成形体を成形することを特徴とする発泡成形体の成形方法。
IPC (5件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/76 ,  B29K105:04 ,  B29L 31:38
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭48-056271
  • 特開平4-144721
  • 発泡射出成形方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-257781   出願人:株式会社神戸製鋼所, トヨタ自動車株式会社, 三菱油化株式会社

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