特許
J-GLOBAL ID:200903087484496556

ATM通信網における輻輳解消制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅 隆彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-046679
公開番号(公開出願番号):特開平6-261061
出願日: 1993年03月08日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】ATM交換機内に輻輳が発生した場合コネクションの情報を参照することにより必要のないコネクションのトラヒックを規制して輻輳を解消するATM通信網における輻輳解消制御方式を提供する。【構成】ATM通信網αにおいて、ATM交換機1,2,3内に輻輳が発生した際、輻輳発生の通知を論理通信回路9,10,11を介して受けた網管理装置4が、網管理装置4に備わるコネクション属性テーブル5に保持されているコネクション属性情報を参照し、当該参照したコネクション属性情報に対応して網管理装置4の管理領域β内に設定されている各コネクションA〜Dのうちのいずれかを選択し、選択されたコネクションA〜Dが経由するATM交換機1,2,3に対して論理通信回路9,10,11を通じて選択されたコネクションA〜Dの一部又は全部を廃棄するように指示することにより、コネクションA〜Dのトラヒック規制を行いATM交換機1,2,3に発生した輻輳を解消することを特徴とする。
請求項(抜粋):
一機以上のATM交換機をそれぞれ物理通信回路にて接続したATM通信網において、ATM交換機を論理通信回路を通じて管理する網管理装置と、前記ATM交換機内に発生した輻輳を検出する手段と、前記ATM交換機内に輻輳が発生したことを前記網管理装置に前記論理通信回路を通じて通知する手段と、前記網管理装置の管理領域内に設定されている各コネクションに関するコネクション重要度とコネクション経路を含むコネクション属性情報を保持する手段とを設け、前記ATM交換機内に輻輳が発生した際、輻輳発生の通知を受けた前記網管理装置が、前記保持手段に保持されているコネクション属性情報を参照し、当該参照したコネクション属性情報に対応して前記管理領域内に設定されている前記各コネクションのうちのいずれかを選択し、前記選択されたコネクションが経由する前記ATM交換機に対して前記論理通信回路を通じて前記選択されたコネクションのセルの一部又は全部を廃棄するよう指示することにより、コネクションのトラヒック規制を行い前記ATM交換機内に発生した輻輳を解消することを特徴とするATM通信網における輻輳解消制御方式。

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