特許
J-GLOBAL ID:200903087490965479

乾燥薬草,香草の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237208
公開番号(公開出願番号):特開平5-051322
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】薬草,香草特有の条件に合わせて、即ち薬草,香草特有の真空度,冷凍する温度、遠赤外線ヒーターの電源を遮断するときの温度にし、より良く乾燥薬草,香草を製造でき、また、乾燥した状態に於いて、薬草,香草特有の色合、香りを保持できると共に、その効用も保持できる製造方法を提供する。【構成】薬草,香草を真空槽内に収容し、摂氏0度からマイナス18度で冷凍し、真空槽内の真空度を1トールから5トールに維持し、遠赤外線を投射することにより薬草,香草の内部から一様に加熱すると共に、薬草,香草の蒸発潜熱により温度の上昇しない第1次乾燥期に於ける材料温度が摂氏0度からマイナス18度の低温度範囲を越えないようにして低温真空乾燥し、薬草,香草の温度が常温から摂氏40度に達したとき、遠赤外線の投射を止めることを特徴としている。
請求項(抜粋):
内部に遠赤外線ヒーターを設けた真空槽内に被乾燥材料を収容し、当該被乾燥材料を所定の温度に冷凍し、上記真空槽内を所定の真空度に維持し、上記遠赤外線ヒーターからの遠赤外線を上記被乾燥材料を投射するこにより内部から一様に加熱すると共に、当該被乾燥材料の蒸発潜熱により温度の上昇しない第1次乾燥期に於ける材料温度が上記所定の温度の低温度範囲を越えないようにして低温真空乾燥し、被乾燥材料の温度が所定の温度に達したとき、遠赤外線ヒーターの電源を遮断して乾燥材を得る製造方法に於いて、上記被乾燥材料は薬草,香草であり、当該薬草,香草の上記冷凍温度を摂氏0度からマイナス18度とし、上記真空度を1トールから5トールとすると共に、薬草,香草の蒸発潜熱により温度の上昇しない第1次乾燥期に於ける温度が摂氏0度からマイナス18度の低温度範囲を越えないようにして低温真空乾燥し、薬草,香草の温度が常温から摂氏40度に達したとき、遠赤外線ヒーターの電源を遮断することを特徴とする乾燥薬草,香草の製造方法。

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