特許
J-GLOBAL ID:200903087492598228

肩掛けバンド等の取付け具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 俊男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-233960
公開番号(公開出願番号):特開2001-054420
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】【課題】バンド通し用環体に大きい吊り力等が作用しても、筒状台座体の軸支持用切込みから外れることを阻止し、吊下げ、肩掛け、締結或いは紐締め機能を堅持することができる肩掛けバンド等の取付け具の提供にある。【解決手段】 一端に軸支持用切込み(12)を設けた筒状台座体(1)、揺動中心となるように対設した水平軸部(41)を形成した線材製のバンド通し用環体(4)、対象物の裏面に配設される当板体(2)、筒形座対と対象物及び当板体(2)に貫通させる、一端部を止め頭(31)とした固定用軸(3)及び該貫通した固定用軸(3)と螺合する袋ナット(5)からなり、前記筒状台座体(1)を、固定用軸穴(11)に連続して該固定用軸穴(11)の内径よりも大なる内径の座グリ穴(13)を設け、該座グリ穴(13)を形成した筒壁に、座グリ穴(13)の深さよりも浅い軸支持用切込み(12)を径方向線上に対設した構成とし、またバンド通し用環体(4)を、対向する水平軸部(41)先端に、固定用軸穴(11)と座グリ穴(13)との径差及び座グリ穴(13)の深さと軸支持用切込み(12)の深さの差により形成される隙間(G)に入る抜け止め体(42)を一体に設けた構成。
請求項(抜粋):
中心軸方向に固定軸用穴(11)が貫通しその一端開口側の筒壁に、後記バンド通し用環体(4)の水平軸部(41)を回動自在に支持する軸支持用切込み(12) が径方向線上に対設された筒状台座体(1)と、中心に固定用軸穴(11)を設けた当板体(2)との間に、取付け対象部材(B)を挟んで、一端部を止め頭(31)とした固定用軸(3)の他端部から筒状台座体(1)と取付け対象部材(B)及び当板体(2)に貫通させ、該他端部をナット締付け又はかしめ手段で固定するに先立って、前記筒状台座体(1)の軸支持用切込み(12)に、所定長さの線材を左右対称形でしかも固定用軸(3)の通過間隔を確保して対向する水平軸部(41)とした形態に屈曲形成したバンド通し用環体(4)の前記水平軸部(41)を、筒状台座体(1)の軸支持用切込み(12)に嵌合させて、揺動自在に装着するようにした取付け具において、前記筒状台座体(1)は、固定用軸穴(11)に連続して該固定用軸穴(11)の内径よりも大なる内径の座グリ穴(13)を設け、該座グリ穴(13)を形成した筒壁に、座グリ穴(13)の深さよりも浅い軸支持用切込み(12)を径方向線上に対設し、またバンド通し用環体(4)は、対向する水平軸部(41)先端に、固定用軸穴(11)と座グリ穴(13)との径差及び座グリ穴(13)の深さと軸支持用切込み(12)の深さの差により形成される隙間(G)に入る抜け止め体(42)をを設け、対向する水平軸部(41)の間隔のバンド通し環体(4)に懸かる負荷による広がりを、前記座グリ穴(13)と軸支持用切込み(12)の深さの差により形成される段部(14)に抜け止め体(42)の引っ掛かりにより阻止するようにしたことを特徴とする肩掛けバンド等の取付け具。
IPC (3件):
A45C 13/30 ,  A45C 13/00 ,  A47F 7/02
FI (3件):
A45C 13/30 M ,  A45C 13/00 R ,  A47F 7/02

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