特許
J-GLOBAL ID:200903087493831104

希土類赤色蛍光体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-241307
公開番号(公開出願番号):特開平5-078660
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 大粒子でかつ高輝度な希土類赤色蛍光体を再現性よく得ることを可能にした希土類赤色蛍光体の製造方法を提供する。【構成】 希土類酸化物と、イオウと、炭酸アルカリおよびリン酸塩を含むフラックスとの混合物を焼成し、 (Y,A)2 O 2 S で表される希土類蛍光体を合成する。 (Y,A)2 O 2 S で表される希土類蛍光体の A元素としては、Eu、Tb、Pr、ErおよびSmから選ばれた少なくとも 1種の元素を用いる。原料組成物中のイオウおよび炭酸アルカリフラックス(Na2 CO3 、 K2 CO3 および(K,Na)2 CO3 から選ばれた少なくとも 1種)は、希土類酸化物の総重量に対してそれぞれ50重量%以上加える。また、リン酸塩フラックスとしては、アルカリ金属のリン酸塩とリン酸水素アンモニウムの 2種類を併用する。リン酸水素アンモニウムは、希土類酸化物の総重量に対して 0.1重量%〜10重量%の範囲で添加する。
請求項(抜粋):
希土類酸化物と、イオウと、炭酸アルカリおよびリン酸塩を含むフラックスとの混合物を焼成し、 (Y,A)2 O 2 S で表される希土類蛍光体を合成するにあたり、前記 (Y,A)2 O 2 S で表される希土類蛍光体の A元素として、Eu、Tb、Pr、ErおよびSmから選ばれた少なくとも 1種の元素を用い、かつ前記イオウと、前記炭酸アルカリフラックスとしてNa2 CO3 、 K2 CO3および(K,Na)2 CO3 から選ばれた少なくとも 1種とを、前記希土類酸化物の総重量に対してそれぞれ50重量%以上加え、かつ前記リン酸塩フラックスとして、アルカリ金属のリン酸塩と、前記希土類酸化物の総重量に対して 0.1重量%〜10重量%のリン酸水素アンモニウムとを加えることを特徴とする希土類赤色蛍光体の製造方法。
IPC (2件):
C09K 11/84 CPD ,  C09K 11/08

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