特許
J-GLOBAL ID:200903087494711293

周波数掃引回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-138605
公開番号(公開出願番号):特開平8-307475
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】デジタル信号伝送用多値変復調装置に使用される周波数掃引回路において、IC化を容易にし、かつ発振条件の安定化及び発振条件の設定自由度を改善する。【構成】位相同期ループの位相誤差検出器4の出力に引込み確認波発生器11で発生させた引き込み確認波を合成し、電圧制御発振器6の制御信号をアナログ/デジタル変換器8でモニタする。このとき制御信号中に引き込み確認波が存在するかどうかを引き込み確認波検出器9が検出し、検出されれば非同期状態と判断してデジタル掃引波発生器10より掃引波を発生させて電圧制御発振器6の制御信号を掃引する。検出されなければ、掃引波を停止してバイアス電圧を発生させる。この結果、非同期状態からの引き込み範囲が拡大される。この回路の主要部はデジタル回路のため、IC化が容易で、発振条件の設定の自由度が広がり、安定して動作する。
請求項(抜粋):
デジタル信号伝送用多値変復調器に用いられる周波数掃引回路において、再生搬送波を発生する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の制御電圧信号を入力とするアナログ/デジタル変換器と、前記アナログ/デジタル変換器の出力を入力とする引き込み確認波検出器と、前記引き込み確認波検出器の出力により掃引波の発生が制御されるデジタル掃引波発生器と、引き込み確認波発生器と、前記引き込み確認波発生器の出力と前記デジタル掃引波発生器の出力を加算するデジタル加算器と、前記デジタル加算器の出力をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器と、前記デジタル/アナログ変換器の出力を入力とする低域ろ波器と、前記低域ろ波器の出力と位相誤差検出器から出力される位相誤差信号を加算するアナログ加算器と、前記アナログ加算器の出力を入力として前記電圧制御発振器の制御電圧信号を出力するループフィルタと、を有することを特徴とする周波数掃引回路。
IPC (5件):
H04L 27/38 ,  H03L 7/095 ,  H03L 7/12 ,  H04L 7/00 ,  H04L 27/227
FI (5件):
H04L 27/00 H ,  H03L 7/12 Z ,  H04L 7/00 F ,  H03L 7/08 B ,  H04L 27/22 B

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