特許
J-GLOBAL ID:200903087498490321

変速機の同期装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-225969
公開番号(公開出願番号):特開平8-068428
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 シンクロナイザリングを被同期回転体から離隔させるための軸線方向力を大きくすることのできる同期装置を提供する。【構成】 遠心力によって半径方向で外側に移動するボール25がクラッチハブ21に保持されるとともに、そのボール25の外周側に延出した突起部37がシンクロナイザリング34に一体的に設けられ、その突起部37のうちボール25に半径方向で対向する箇所に、ボール25の遠心力に基づいてシンクロナイザリング34をスプラインピース32から離れる方向に押圧する軸線方向力を生じさせる傾斜面38が形成されている。
請求項(抜粋):
回転体に取り付けられたクラッチハブの外周部に、ハブスリーブが軸線方向にのみ移動可能に係合され、前記ハブスリーブの軸線方向への移動によってハブスリーブに係合する被同期回転体がクラッチハブに隣接しかつ前記回転体に対して回転自在に配置され、この被同期回転体もしくは該被同期回転体と一体に回転する部材に接近することに伴って前記被同期回転体もしくは該被同期回転体と一体に回転する部材との間でトルク伝達されるシンクロナイザリングが配置された変速機の同期装置において、遠心力によって半径方向で外側に移動する慣性質量体が前記クラッチハブに保持されるとともに、その慣性質量体の外周側に延出した突起部が前記シンクロナイザリングに一体的に設けられ、その突起部のうち前記慣性質量体に半径方向で対向する箇所に、前記慣性質量体の遠心力に基づいて前記シンクロナイザリングを前記被同期回転体から離れる方向に押圧する軸線方向力を生じさせる傾斜面が形成されていることを特徴とする変速機の同期装置。
IPC (2件):
F16D 23/06 ,  F16H 57/12

前のページに戻る