特許
J-GLOBAL ID:200903087502960486

全領域酸素センサの温度制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217815
公開番号(公開出願番号):特開平10-048180
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 温度を正確に一定に保ち得る全領域酸素センサの温度制御方法及び装置を提供する。【解決手段】 一定の雰囲気である拡散室20と一定酸素濃度である酸素基準室26とに挟まれた起電力セル24に一定電流ICONST を印加して抵抗値を測定するため、酸素センサ素子10の測定定雰囲気中の酸素濃度とは無関係に、抵抗値を正確に測定することができる。また、該起電力セル24の抵抗値を、電流の印加を開始した時点から所定タイミングT2にて測定するため、直流によって測定した際に含まれる起電力セル24の多孔質電極22、24の劣化等による抵抗の変化分を含まず、正確に測定できる
請求項(抜粋):
加熱用ヒータによって加熱される酸素イオン伝導性固体電解質体の両面に多孔質電極が設けられた2つのセルを、間隔を介して対向配設し、一方のセルを前記間隔内の酸素を周囲にくみ出すもしくは酸素をくみ込むポンプセル、他方のセルを酸素基準室と前記間隔との酸素濃度差によって電圧を生じる起電力セルとしてそれぞれ使用し、酸素濃度を測定する全領域酸素センサの、前記2つのセルの温度を、前記加熱用ヒータを用いて制御する全領域酸素センサの温度制御方法であって、前記起電力セルに抵抗値測定用の一定の電流もしくは電圧を印加し、前記起電力セルの抵抗値を、該抵抗値に前記多孔質電極と前記固体電解質体の界面における抵抗成分が含まれない様に、前記抵抗値測定用電流もしくは電圧の印加後所定時間以内に測定し、測定した前記起電力セルの抵抗値が一定値となるように、前記ヒータを制御することを特徴とする全領域酸素センサの温度制御方法。
FI (2件):
G01N 27/46 327 Q ,  G01N 27/46 327 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-075253
  • 特開昭63-138256

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