特許
J-GLOBAL ID:200903087507933894

自動車のドアヒンジ部におけるワイヤハーネス配索構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大和田 和美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-345947
公開番号(公開出願番号):特開平10-181470
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 ヒンジおよびウエザーストリップより室内側にワイヤハーネスを配索する。【解決手段】 ワイヤハーネスの挿入口10eと離れた位置に引出口10gを開口した略三角形状の薄幅のガイド枠10を設け、挿入口10eにワイヤハーネスを固定してガイド枠10内に挿入すると共に、ガイド枠10の内部で第2下頂点側へ迂回させて引出口10gからワイヤハーネスを引き出すように収容し、ガイド枠10をドアあるいは車体のいずれか一方に固定すると共に、ガイド枠10の引出口から引き出されたワイヤハーネスの先端をドアあるいは車体のいずれか他方まで延在させて配索し、ドアの開閉動作に応じてガイド枠10よりワイヤハーネスが出没して追従できる構成とし、かつ、ガイド枠10内にスプリングSで連結した回転ローラ11を設け、該回転ローラ11にワイヤハーネスを巻き掛けし、スプリングSの復元力でドア閉動作時にワイヤハーネスを引き戻す。
請求項(抜粋):
車体とドアとの間に配索するワイヤハーネスを、車体とドアとを連結するヒンジの取付位置およびウエザーストリップより室内側に配索するものであって、略三角形状の薄幅のガイド枠を設け、その上頂点にワイヤハーネスの挿入口を設けると共に水平な下辺の一端に位置する第1下頂点にワイヤハーネスの引出口を設け、上記挿入口にワイヤハーネスを固定してガイド枠内に挿入すると共に、ガイド枠の内部で第2下頂点側へ迂回させて上記引出口からワイヤハーネスを引き出すように収容し、上記ガイド枠の第2下頂点の部分に弾性体の一端を固定すると共に、該弾性体の他端に、回転ローラを回転自在に支持する支軸を固定する一方、上記ガイド枠に上記第2下頂点から第1下頂点へと直線状にガイド部を形成して、該ガイド部に上記支軸を摺動自在に嵌合すると共に、上記回転ローラの外周にワイヤハーネスを巻き掛けし、上記ガイド枠をドアあるいは車体のいずれか一方に固定すると共に、上記ガイド枠の引出口から引き出されたワイヤハーネスの先端を上記ドアあるいは車体のいずれか他方まで延在させて配索し、ドアの開動作に応じて上記ガイド枠よりワイヤハーネスを弾性体に抗して引き出す一方、ドアの閉動作には上記弾性体の復元力によりワイヤハーネスを上記ガイド枠内に引き戻して、ドアの開閉動作にワイヤハーネスを追従できる構成としていることを特徴とする自動車のドアヒンジ部におけるワイヤハーネス配索構造。
IPC (4件):
B60R 16/02 620 ,  B60J 5/04 ,  E05D 11/00 ,  H02G 3/28
FI (4件):
B60R 16/02 620 C ,  E05D 11/00 ,  H02G 3/28 F ,  B60J 5/04 Z

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