特許
J-GLOBAL ID:200903087513480478

ドラムブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-027866
公開番号(公開出願番号):特開平5-001731
出願日: 1991年01月29日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】〔目的〕 急ブレーキ時にオートアジャスタの過調整を防止してブレーキの引きずり現象の発生を防止し、ブレーキフィーリングの向上を図る。〔構成〕 オートアジャスタ13のベルクランクレバー16の係合腕部16aが遊嵌されるブレーキシュー4の係合孔15に連通し、かつ、ブレーキドラム22から遠ざかる方向に向けて延出する逃げ孔40をブレーキシュー4に設け、急ブレーキ時に例えばブレーキシュー拡開用のホイールシリンダ31等によりオートアジャスタ13が逃げ孔40内に移動され、ベルクランクレバー16の係合腕部16aが係合孔15から外れて逃げ孔40内に移動されるように構成する。
請求項(抜粋):
一端がそれぞれ回動可能に枢支された一対のブレーキシューの他端間にホイールシリンダを配設し、ブレーキペダルの踏込みに応じて前記ホイールシリンダを作動させることによって前記一対のブレーキシューを拡開し、前記一対のブレーキシューのライニングをブレーキドラムの内周面に摺接して制動作用を行なうように構成すると共に、一端が一方のブレーキシューの側に片持ち支持されたストラットと、前記ストラットの他端に形成された歯部に一端が噛合されかつ他方のブレーキシューに形成された係合孔内に他端の係合腕部が遊嵌されたベルクランクレバーと、前記ストラット及びベルクランクレバーの歯部を互いに噛合方向に附勢する引張ばねとから成るオートアジャスタを配設し、前記オートアジャスタにて前記ブレーキシューのライニングとブレーキドラムとの間隙を自動調整するようにしたドラムブレーキ装置において、前記係合孔に連通し、かつ、前記ブレーキドラムから遠ざかる方向に向けて延出する逃げ孔を前記他方のブレーキシューに設けると共に、急ブレーキ時に前記オートアジャスタが前記逃げ孔の側に向けて移動され、前記ベルクランクレバーの係合腕部が前記係合孔から外れて前記逃げ孔内に移動配置されるように構成したことを特徴とするドラムブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 51/24 ,  F16D 65/56

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