特許
J-GLOBAL ID:200903087515810220

粒界析出物による耐食性劣化を防止したステンレス鋼帯の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-104898
公開番号(公開出願番号):特開2000-297329
出願日: 1999年04月13日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 オーステナイト系,マルテンサイト系または2相系ステンレス鋼の鋼帯製造において、簡便な方法で粒界析出物に起因した耐食性の劣化を防止する。【解決手段】 オーステナイト系ステンレス鋼,マルテンサイト系ステンレス鋼またはフェライト+オーステナイト2相ステンレス鋼のスラブに熱延,焼鈍を順次施して鋼帯を製造するにおいて、熱延工程では巻取り温度を600°C未満とし、焼鈍工程では最高到達材温Tmを好ましくは800〜1000°Cとし、600°CからTmまでの平均昇温速度を10°C/s以上とし、Tmでの均熱時間を好ましくは0〜1分とし、Tmから600°Cまでの平均冷却速度を10°C/s以上にコントロールして、焼鈍済み熱延鋼帯の粒界での析出物占有率を10%以下にすることを特徴とする粒界析出物による耐食性劣化を防止したステンレス鋼帯の製造法。
請求項(抜粋):
オーステナイト系ステンレス鋼,マルテンサイト系ステンレス鋼またはフェライト+オーステナイト2相ステンレス鋼のスラブに熱延,焼鈍を順次施して鋼帯を製造するにおいて、熱延工程では巻取り温度を600°C未満とし、焼鈍工程では600°Cから最高到達材温Tmまでの平均昇温速度を10°C/s以上、かつTmから600°Cまでの平均冷却速度を10°C/s以上にコントロールして、焼鈍済み熱延鋼帯の粒界での析出物占有率を10%以下にすることを特徴とする粒界析出物による耐食性劣化を防止したステンレス鋼帯の製造法。
IPC (8件):
C21D 9/46 ,  B21B 3/02 ,  C21D 6/00 102 ,  C21D 6/00 ,  C21D 9/52 101 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/40
FI (9件):
C21D 9/46 Z ,  B21B 3/02 ,  C21D 6/00 102 B ,  C21D 6/00 102 J ,  C21D 6/00 102 L ,  C21D 9/52 101 ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/00 302 H ,  C22C 38/40
Fターム (33件):
4K037EA05 ,  4K037EA12 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA20 ,  4K037EA21 ,  4K037EA27 ,  4K037EB13 ,  4K037EB14 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FE06 ,  4K037FF03 ,  4K037JA06 ,  4K043AA01 ,  4K043AB03 ,  4K043AB12 ,  4K043AB15 ,  4K043AB18 ,  4K043AB20 ,  4K043AB23 ,  4K043AB24 ,  4K043AB25 ,  4K043AB26 ,  4K043AB27 ,  4K043BA05 ,  4K043BA06 ,  4K043DA05 ,  4K043EA01 ,  4K043FA03 ,  4K043FA12 ,  4K043FA13

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