特許
J-GLOBAL ID:200903087516538612
アレルゲン誘発性障害の治療におけるラクトフェリンの使用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-543154
公開番号(公開出願番号):特表2001-519815
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】本発明は、例えば炎症性皮膚反応、喘息及び関節炎などの局所免疫反応を特徴とするアレルギー性障害を治療するための医薬組成物と方法に関する。
請求項(抜粋):
1.医薬有効量のラクトフェリン製品を投与する段階を含んでなるIL-1βの炎症活性を抑制する方法。 2.(a)局所炎症反応を引き起こす治療用又は化粧用化合物と(b)ラクトフェリン製品とを含む組成物。 3.(a)の化合物がトレチノイン、光防護剤及びヒドロキシ酸からなる群より選択される請求項2記載の組成物。 4.さらに製薬上許容できる担体又は化粧用担体を含む請求項2又は請求項3記載の組成物。 5.哺乳動物に治療有効量のラクトフェリン製品を投与する段階を含んでなる、哺乳動物のアレルゲン誘発性炎症性障害を治療する方法。 6.哺乳動物がヒトである請求項5記載の方法。 7.アレルゲン誘発性炎症障害がTNF-αの増加した産生を特徴とする局所免疫反応を特色とする請求項1、5及び6のいずれかに記載の方法。 8.ラクトフェリン製品が天然に存在するラクトフェリンである請求項1及び5〜7のいずれかに記載の方法。 9.ラクトフェリン製品が組換え生産されたラクトフェリン又は生物学的に活性なその類似体である請求項1及び5〜7のいずれかに記載の方法。 10.ラクトフェリン製品がラクトフェリンの生物学的に活性な断片である請求項1及び5〜7のいずれかに記載の方法。 11.炎症性障害が関節炎と肺炎症性疾患からなる群より選択される請求項1、5、6、7、8、9及び10のいずれかに記載の方法。 12.炎症性障害が皮膚炎症性障害である請求項1、5、6、7、8、9及び10のいずれかに記載の方法。 13.炎症性障害が接触皮膚炎、乾癬、紫外線誘発性炎症、乳児おむつ皮膚炎及びアクネからなる群より選択される請求項1、5、6、7、8、9及び10のいずれかに記載の方法。 14.ラクトフェリン製品がさらにしわとり剤を含む組成物として投与され、炎症性障害が顔面の皮膚老化である請求項1、5、6、7、8、9及び10のいずれかに記載の方法。 15.炎症性疾患が喘息である請求項1、5、6、7、8、9及び10のいずれかに記載の方法。 16.炎症性疾患が副鼻腔炎である請求項1、5、6、7、8、9及び10のいずれかに記載の方法。 17.炎症性疾患が鼻炎である請求項1、5、6、7、8、9及び10のいずれかに記載の方法。 18.炎症性疾患が気管支炎である請求項5、6、7、8、9及び10のいずれかに記載の方法。 19.炎症性疾患が気管支炎である請求項5、6、7、8、9及び10のいずれかに記載の方法。
IPC (4件):
A61P 37/08
, A61P 11/06
, A61P 17/00
, A61P 19/02
FI (4件):
A61P 37/08
, A61P 11/06
, A61P 17/00
, A61P 19/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
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動物皮膚病治療剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-027049
出願人:森永乳業株式会社
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TNF-アルファ分泌の阻害剤
公報種別:公表公報
出願番号:特願平7-507668
出願人:イミュネックス・コーポレーション
引用文献:
審査官引用 (2件)
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Regulation of cytokine release from mononuclear cells by the iron-binding protein lactoferrin
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Lactoferrin regulates the release of tumour necrosis factor alpha and interleukin 6 in vivo
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