特許
J-GLOBAL ID:200903087516741590

ブロックノイズ除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-107004
公開番号(公開出願番号):特開2007-312370
出願日: 2007年04月16日
公開日(公表日): 2007年11月29日
要約:
【課題】画像品質を低下させることなくブロック境界部でのノイズを除去することが可能なブロックノイズ除去装置を提供する。【解決手段】画素間差分値を累算した結果をブロックノイズ値として得る。次に、ブロックノイズ値各々の内から最大のブロックノイズ値を判定し当該最大ブロックノイズ値に対応した画素群内での画素位置をブロック境界位置として示すブロック境界位置信号を生成すると共に、最大ブロックノイズ値に対応した画素の両側に隣接する画素に夫々対応したブロックノイズ値各々の内の大なる方を位相誤差ブロックノイズ値として判定する。そして、当該位相誤差ブロックノイズ値と最大ブロックノイズ値との比率に基づいて位相誤差信号を生成し、復号化映像信号に対してかかる位相誤差信号に基づく位相補正処理を施した位相補正画素サンプル値に基づいてブロックノイズ除去処理を実施する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の画素から成る画素ブロック毎に符号化及び復号化された復号化映像信号の中からブロックノイズを除去するブロックノイズ除去装置であって、 前記復号化映像信号における互いに隣接する画素同士の差分値を画素間差分値として求める画素間差分値演算手段と、 前記復号化映像信号のブロックのブロックサイズN(Nは整数)または前記ブロックサイズNの整数倍であるM単位で前記画素間差分値を画素群毎に区分けし、前記画素群各々内において第1〜第N番目、または第1〜第M番目に夫々配置されている画素各々に対応した前記画素間差分値を前記画素群各々内における第n番目(n:1〜Nまたは1〜M)に配置されているもの同士にて累算した結果を夫々第1〜第Nブロックノイズ値、または第1〜第Mブロックノイズ値として得る累算手段と、 前記第1〜第Nブロックノイズ値または前記第1〜第Mブロックノイズ値各々の内から最大のブロックノイズ値を判定し当該最大ブロックノイズ値に対応した前記画素群内での画素位置をブロック境界位置として示すブロック境界位置信号を生成すると共に、前記最大ブロックノイズ値に対応した画素の両側に隣接する画素に夫々対応した前記ブロックノイズ値各々の内の大なる方を位相誤差ブロックノイズ値として判定し当該位相誤差ブロックノイズ値と前記最大ブロックノイズ値との比率に基づいて位相誤差信号を生成するブロック境界検出手段と、 前記復号化映像信号に対して前記位相誤差信号に基づく位相補正処理を施した位相補正画素サンプル値を検出する位相補正手段と、 前記位相補正画素サンプル値に基づいてブロックノイズ除去処理を施すことによりノイズ除去映像信号を生成する手段と、を有することを特徴とするブロックノイズ除去装置。
IPC (1件):
H04N 7/26
FI (1件):
H04N7/13 Z
Fターム (19件):
5C059KK03 ,  5C059MA00 ,  5C059MA23 ,  5C059MC11 ,  5C059MC38 ,  5C059ME01 ,  5C059PP16 ,  5C059TA68 ,  5C059TB08 ,  5C059TB10 ,  5C059TC00 ,  5C059TC02 ,  5C059TC33 ,  5C059TC42 ,  5C059TD02 ,  5C059TD16 ,  5C059TD18 ,  5C059UA05 ,  5C059UA11
引用特許:
出願人引用 (1件)

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