特許
J-GLOBAL ID:200903087517350021
高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-094511
公開番号(公開出願番号):特開平7-305116
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 高磁束密度低鉄損方向性電磁鋼板を安定して製造する方法を提案する。【構成】 Si,Al,N等を含有する電磁鋼スラブを1280°C以下の温度に加熱熱延し、熱延板焼鈍をし、圧下率80%以上で冷延し、脱炭焼鈍、窒化処理を施した後仕上げ焼鈍を行う一方向性電磁鋼板の製造において、熱延板の成分から求めたAlR {酸可溶性Al-(27/14)×N}ppm と仕上げ焼鈍昇温過程800〜1200°Cの雰囲気ガスをN2 とH2 の混合ガスとし、N2 の割合をN(%)とした場合、0.19×AlR +7.8≦N≦0.45×AlR -1(max 90)の関係を満し、かつ焼鈍雰囲気の酸化ポテンシャルP H2 O /P H2 を0.020以下で仕上げ焼鈍を行うものである。【効果】 高磁束密度低鉄損材の製造を可能とする。
請求項(抜粋):
重量比でC :0.020〜0.075%、Si:2.5〜5.0%、Mn:0.05〜0.45%、S或いはSeを単独又は複合で0.15%以下、酸可溶性Al:0.010〜0.050%、N :0.0035〜0.012%、Sn:0.02〜0.15%、Cr:0.03〜0.20%、残部Fe及び不可避的不純物からなる電磁鋼スラブを、1280°C以下の温度に加熱した後熱延し、熱延板焼鈍をし、最終圧下率が80%以上の1回又は中間焼鈍を介挿する2回以上の圧延をし、次いで脱炭焼鈍し、窒化処理を650〜850°Cの温度でストリップを走行せしめる状態下で行った後仕上げ焼鈍をする一方向性電磁鋼板の製造において、AlR (酸可溶性Al-(27/14)×N)ppm と仕上げ焼鈍の昇温過程800〜1200°Cの雰囲気ガスをN2 とH2 の混合ガスとし、N2 ガスの割合をN(%)とした場合、N≦90かつ0.19×AlR +7.8≦N≦0.45×AlR -1の関係を満たさせ、かつ焼鈍雰囲気の酸化ポテンシャルP H2 O /P H2 を0.020以下として仕上げ焼鈍を行うことを特徴とする高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12
, C22C 38/00 303
, C22C 38/34
, H01F 1/16
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