特許
J-GLOBAL ID:200903087522732650

環状オレフィン系樹脂からなる成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-110772
公開番号(公開出願番号):特開平7-316365
出願日: 1994年05月25日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【構成】 特定の環状オレフィン系重合体からなる成形体あるいは成形体部品同志あるいはそれらと金属とを電磁誘導加熱により接合する。【効果】 長期に亘り安定した接合を維持できる。
請求項(抜粋):
(1)(i)下記式[I]または[II]【化1】(式[I]中、uは0または1であり、vは0または正の整数であり、wは0または1であり、R61〜R78ならびにRa1およびRb1は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子またはハロゲン原子で置換していてもよい炭化水素基であり、R75〜R78は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR75とR76とで、またはR77とR78とでアルキリデン基を形成していてもよい)、【化2】(式[II]中、xおよびdは0または1以上の整数であり、yおよびzは0、1または2であり、R81〜R99はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロゲンで置換していてもよい脂肪族炭化水素基、ハロゲンで置換していてもよい脂環族炭化水素基、ハロゲンで置換していてもよい芳香族炭化水素基またはハロゲンで置換していてもよいアルコキシ基であり、R89またはR90が結合している炭素原子と、R93が結合している炭素原子またはR91が結合している炭素原子とは、直接あるいは炭素原子数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、またy=z=0のとき、R95とR92またはR95とR99とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい)、で表わされる、少なくとも1種の環状オレフィンの開環重合体もしくは共重合体またはそれらの水添物もしくは変性物、(ii)炭素数2以上のα-オレフィンと上記式[I]または[II]で表わされる少なくとも1種の環状オレフィンとの環状オレフィン系ランダム共重合体またはその変性物、および(iii)上記(i)および(ii)の重合体の少なくとも1種と他の樹脂との配合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂からなる成形体または成形体部品の一組を準備し、(2)一組の該成形体または成形体部品の接着予定部に磁性体または導電体を接触させ、次いで(3)該磁性体または導電体に交番磁場をかけて該磁性体または導電体を発熱させそして該磁性体または導電体と接触している樹脂の少なくとも一部を溶解せしめて該接着予定部同志を接合せしめる、ことを特徴とする、環状オレフィン系樹脂からなる成形体の製造方法。
IPC (2件):
C08L 23/18 LCZ ,  B29C 65/04
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-188145
  • 特開平2-276816
  • 特開昭55-071522
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