特許
J-GLOBAL ID:200903087528184000

絶縁抵抗測定方法及びこれを用いた電気設備監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉原 達治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-122872
公開番号(公開出願番号):特開平11-304855
出願日: 1998年04月16日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 交流電気設備の電源側接地線上に設けた電流センサの出力を観測するだけで絶縁抵抗値を各線路別に分離して知ることができる絶縁抵抗測定方法、及びこれを用いた電気設備監視装置を提供すること。【課題解決手段】 各線路上の負荷設備の対地絶縁インピーダンスを通じて大地へ流れる漏れ電流を一括して接地線電流 igとして検出する電流センサを電源側接地線上に設け、線路電圧 vkを検出する電圧センサを各線路に設け、基準位相にある線路(第1線路とする)の電圧v1と接地線電流igから電圧電流積の有効分P1、及び必要な場合はさらに無効分Q1を計算し、商用交流の周波数とは異なる参照周波数の重畳電圧vRを各線路電圧に重畳して同相的に印加し、重畳電圧vRによる各線路からの漏れ電流の和としての接地線電流iRを電流センサ出力信号の参照周波数成分として検出し、重畳電圧vRとこれによる接地線電流 iRから電圧電流積の有効分PR、及び必要な場合はさらに無効分QRを計算し、第 k線路の対地絶縁抵抗値の逆数1/Rkを前記P1とPRの、必要な場合はさらにQ1及び/又はQRを含む線形結合として求める。
請求項(抜粋):
電源及び負荷設備からなる単相又は多相式の交流電気設備において、各線路上の負荷設備の対地絶縁インピーダンスを通じて大地へ流れる漏れ電流を一括して接地線電流 igとして検出する電流センサを電源側接地線上に設け、線路電圧 vkを検出する電圧センサを各線路に設け、基準位相にある線路(第1線路とする)の電圧v1と接地線電流igから電圧電流積の有効分P1、及び必要な場合はさらに無効分Q1を計算し、商用交流の周波数とは異なる参照周波数の重畳電圧vRを各線路電圧に重畳して同相的に印加し、重畳電圧vRによる各線路からの漏れ電流の和としての接地線電流(以下、参照接地線電流という) iRを電流センサ出力信号の参照周波数成分として検出し、重畳電圧vRと参照接地線電流 iRから電圧電流積の有効分PR、及び必要な場合はさらに無効分QRを計算し、第 k線路の対地絶縁抵抗値の逆数1/Rkを前記P1とPRの、必要な場合はさらにQ1及び/又はQRを含む線形結合として求めることを特徴とする絶縁抵抗測定方法。
IPC (2件):
G01R 27/18 ,  G01R 19/06
FI (2件):
G01R 27/18 ,  G01R 19/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭56-103371
  • 特開昭56-141568
  • 特開昭56-103371
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