特許
J-GLOBAL ID:200903087537457744

硫酸ニッケル溶液からの亜鉛の分離除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鴨田 朝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-313046
公開番号(公開出願番号):特開2002-121624
出願日: 2000年10月13日
公開日(公表日): 2002年04月26日
要約:
【要約】【課題】 コバルトおよび亜鉛を含有する硫酸ニッケル水溶液に硫化水素を吹込み、硫化亜鉛を選択的に沈殿させて、該水溶液から亜鉛を分離除去する従来方法を改良し、沈殿生成反応を制御するためにpH調整剤を用いないで、ニッケルおよびコバルトをほとんどロスすることなく、ほぼ完全に亜鉛を分離除去することができる該水溶液からの亜鉛の分離除去方法を提供する。【解決手段】 上記従来方法において、(1)上記水溶液の亜鉛濃度が0.5g/リットル以下であること、(2)該水溶液のpHを2.5〜3.8の範囲以内に予め調整すること、および(3)吹込む硫化水素の量により該水溶液のORP(酸化還元電位)を-260〜-120mVvs.Ag/AgClの範囲以内に調整することを特徴とする。
請求項(抜粋):
コバルトおよび亜鉛を含有する硫酸ニッケル水溶液に硫化水素を吹込み、硫化亜鉛を選択的に沈殿させて、該水溶液から亜鉛を分離除去する方法において、(1)該水溶液の亜鉛濃度が0.5g/リットル以下であること、(2)該水溶液のpHを2.5〜3.8の範囲以内に予め調整すること、および(3)吹込む硫化水素の量により該水溶液のORPを-260〜-120mVvs.Ag/AgClの範囲以内に調整することを特徴とする該水溶液からの亜鉛の分離除去方法。
IPC (5件):
C22B 3/44 ,  C01G 9/08 ,  C01G 53/10 ,  C22B 19/20 ,  C22B 23/00
FI (5件):
C01G 9/08 ,  C01G 53/10 ,  C22B 19/20 ,  C22B 3/00 R ,  C22B 23/04
Fターム (6件):
4G048AA07 ,  4G048AB08 ,  4K001AA07 ,  4K001AA19 ,  4K001AA30 ,  4K001DB24

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