特許
J-GLOBAL ID:200903087538669354

生体内圧力センサのゼロ点復帰のための切換え可能フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-233614
公開番号(公開出願番号):特開平7-163530
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 信号モードとゼロ点復帰モードとにおいて動作する生体内圧力センサをゼロ点復帰させるフィルタおよび濾波方法を提供する。【構成】 信号モードでは、フィルタ14はノイズを濾波する低域フィルタとなる。ゼロ点復帰モードでは、フィルタは、圧力センサのゼロ点復帰により生じる生体内圧力信号の動的成分を濾波する低域通過フィルタとなる。フィルタは、信号モードとゼロ点復帰モードとの間で切換え可能である。フィルタは、バターワース応答を有する2極RCフィルタにより実現される。フィルタがその最終応答特性に達する時間を短縮する回路16が設けられる。ノイズと平均圧力信号と動的圧力信号とを含む生体内圧力トランスジューサからの出力信号を処理する方法も開示される。当該方法は、圧力トランスジューサから受取った信号からノイズを第1のフィルタ回路14aにより濾波し、第2のフィルタ回路14bを第1のフィルタ回路に接続することにより平均圧力信号を通しながら動的圧力信号を濾波するステップを備える。
請求項(抜粋):
ノイズと平均圧力信号と動的圧力信号とを含む生体内圧力トランスジューサからの出力信号を処理する装置において、圧力トランスジューサから出力信号を受取る入力と、ノイズを濾波する第1のフィルタ回路と、前記第1のフィルタ回路を前記入力に電気的に接続する第1の接続手段と、前記第1のフィルタ回路が第2のフィルタ回路に電気的に接続される時、平均圧力信号を通しながら動的圧力信号を濾波する第2のフィルタ回路と、前記第2のフィルタ回路を前記第1のフィルタ回路に電気的に接続する第2の接続手段と、モニターに装置を電気的に接続するため前記第2のフィルタ回路に電気的に接続される出力とを備える装置。

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