特許
J-GLOBAL ID:200903087539242117

ボールジヨイントを用いた伝動機構及びそれを用いた圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-232953
公開番号(公開出願番号):特開平5-071528
出願日: 1991年09月12日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】本発明は、片斜板圧縮機、とくに自動車空調用片斜板圧縮機に係り、過少冷媒運転時におけるボールジョイント部のかじり、及び異常摩耗を防止する。【構成】本発明は、コンロッドの球部,コンロッドの球部を保持するボールジョイント内面、及び前記コンロッドの球部と前記ボールジョイント内面のいずれか、或いは両方に形成した耐摩耗機能を有する固体潤滑皮膜で構成される。【効果】本発明によれば、潤滑油の供給が困難になる過少冷媒運転時でも、固体潤滑皮膜が存在するため、前記摺動界面のかじりを防ぐことができる。さらに、前記固体潤滑皮膜が摩耗しても、前記固体潤滑皮膜に持たせている耐摩耗機能が必要最少限の固体潤滑剤を保持するため、前記摺動界面のかじりを防ぐと同時に、母材であるボールジョイント内面とコンロッドの球部の金属接触、及び金属接触に起因する異常摩耗を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
コンロッドの片端、或いは両端に設けられた球部を保持することによりボールジョイントを形成し、前記コンロッドの球部、或いは前記コンロッドの球部を保持するボールジョイント内面、或いはその両方に、膜厚5μm以下の耐摩耗機能下地を有する膜厚10μm以下の固体潤滑皮膜を形成したことを特徴とする伝動機構。
IPC (4件):
F16C 11/06 ,  C23C 18/32 ,  C23C 26/00 ,  F04B 1/14
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特公昭57-015679
  • 特開昭61-217579
  • 特開平1-219170
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