特許
J-GLOBAL ID:200903087540272763

オープンセル型製氷機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-226086
公開番号(公開出願番号):特開2003-042607
出願日: 2001年07月26日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 オープンセル型製氷機において、傾斜シュートの先端部の形状を改良することにより、貯氷庫の内部上方の空間を広く確保しつつ傾斜シュートの先端から流下する未氷結水を確実に製氷水貯蔵用タンク内に導く。【解決手段】 オープンセル型製氷機内に設けた貯氷庫内部上方には製氷装置20が設けられている。製氷装置20は、前部に開口部41fを有するケーシング40と、このケーシング40内に開口部41fに向けて傾斜して配置された簀の子状の傾斜シュート60と、開口部41fの上周縁部に開閉自在に吊り下げた複数の隔壁プレート50から構成されている。傾斜シュート60は、枠状の板部材61と複数のスライド部材66とにより構成されている。前板部材62の先端部には、端面から少なくとも隔壁プレート50との当接部分より上方位置まで切り欠いた複数の切欠部62aが形成されている。
請求項(抜粋):
貯氷庫の内部上方に取り付けその前側に開口部を形成したケーシングと、該ケーシングの底部に取り付け上側を開放した製氷水貯蔵用タンクと、前記ケーシング内の下部に位置して前記製氷水貯蔵用タンクから供給される製氷水を上方に向けて噴出する散水器と、該散水器の上方に位置して同散水器から噴出する製氷水を供給されその内部に氷塊を生成する複数の製氷用セルと、これら製氷用セルの直下にて前記開口部に向けて傾斜して配置され同製氷用セルに供給される製氷水の通過を許容するとともに前記製氷用セルから落下する氷塊を受け止めて前記開口部から前記貯氷庫内に放出する傾斜シュートと、前記開口部の上周縁部に吊り下げて該傾斜シュートから落下する氷塊によって外方に開かれる複数の隔壁プレートとを備えてなり、前記散水器から上方に噴出し供給される製氷水のうち未氷結なものは前記製氷水貯蔵用タンクに戻るようになっているオープンセル型製氷機において、前記各隔壁プレートの下端が当接する前記傾斜シュートの先端部の少なくとも前記隔壁プレートとの当接部分より上方位置に、凹状の導出部を形成し、前記散水器から上方に噴出し供給される製氷水のうち前記傾斜シュートに落下して同傾斜シュートに沿って流下するものが前記導出部を通って前記製氷水貯蔵用タンク内に流れ落ちるようにしたことを特徴とするオープンセル型製氷機。

前のページに戻る