特許
J-GLOBAL ID:200903087540993320

酵素による植物油の脱ガム方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土屋 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-311139
公開番号(公開出願番号):特開平7-188691
出願日: 1994年11月21日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】植物油を脱ガムする際、油のpH値を3〜6に調節した後、ホスホリパーゼA1、A2又はBの何れか一つを含む酵素水溶液を油中に分散させ、油中に分散された酵素を脱ガム反応器内で温度20〜90°Cで撹拌しながら作用させた後、脱ガム反応器から取り出した液体から脱ガム油を分離する脱ガム方法において、使用済みの酵素を少なくとも部分的に再使用する。【構成】脱ガム反応器から取り出した液体から脱ガム油を分離する以前又は以後にこの液体に温度20〜90°Cで分離促進剤又は可溶化剤を添加し、充分に脱スラッジされかつ使用済みの酵素を含む水溶液を得、この水溶液を脱ガム反応器の前位置に再循環して被脱ガム油中に分散させ、使用済みでかつ再循環される酵素の量が油中に分散される酵素の全量に対し少なくとも10%に達するようにする。
請求項(抜粋):
植物油を脱ガムする際、この植物油のpH値を3〜6に調節した後、酵素ホスホリパーゼA1、A2又はBの何れか一つを含む酵素水溶液をこの植物油中に分散させ、この植物油中に分散された酵素を脱ガム反応器内で温度20〜90°Cで撹拌しながら作用させた後、上記脱ガム反応器から取り出された液体から脱ガム油を分離する酵素による植物油の脱ガム方法において、上記脱ガム反応器から取り出された液体から上記脱ガム油を分離する以前又は以後にこの液体に温度20〜90°Cで分離促進剤又は可溶化剤を添加し、充分に脱スラッジされかつ使用済みの酵素を含む水溶液を得、この水溶液を上記脱ガム反応器の前位置に再循環して上記被脱ガム植物油中に分散させ、その際、上記使用済みでかつ再循環される酵素の量が上記植物油中に分散される酵素の全量に対し少なくとも10%に達することを特徴とする酵素による植物油の脱ガム方法。
IPC (2件):
C11B 3/00 ,  C12S 3/18

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