特許
J-GLOBAL ID:200903087546145038

カラー画像のマスク作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258895
公開番号(公開出願番号):特開平8-096114
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 比較的近い色相の複数の色のうちで、一部の色部分をマスク領域とし、他の色部分をマスク領域から除外する。【構成】 カラー画像内においてマスクの対象色と対象外色とを指定し、対象色を示す第1の色ベクトルと対象外色を示す第2の色ベクトルとを求める。さらに、第1と第2の色ベクトルとは独立な第3の色ベクトルを設定する。そして、カラー画像内の各画素の色を、第1ないし第3の色ベクトルの線形結合で表わしたときの、第1ないし第3の色ベクトルに対する第1ないし第3の係数をそれぞれ求める。この第1の係数のビットマップデータを2値化することによって、マスクを表わす2値マスクデータが得られる。さらに、このマスク領域内のカラー画像部分について再度対象色と対象外色とを指定してマスクの作成処理を再度実行することによって、所望の色に近い色のみを含むような所望のマスクを得ることができる。
請求項(抜粋):
カラー画像内の所望の色部分を示すマスクを作成する方法であって、(a)前記カラー画像内において前記マスクの対象色を指定する工程と、(b)前記カラー画像内において前記マスクの対象外色を指定する工程と、(c)所定の色空間における前記対象色の第1の色ベクトルを求める工程と、(d)前記所定の色空間における前記対象外色の第2の色ベクトルを求める工程と、(e)前記第1と第2の色ベクトルとは独立の第3の色ベクトルを求める工程と、(f)前記カラー画像内の各画素の色を、前記第1ないし第3の色ベクトルの線形結合で表わすときの前記第1ないし第3の色ベクトルに対する第1ないし第3の係数をそれぞれ求める工程と、(g)前記カラー画像内の各画素における前記第1の係数の値に応じて前記マスクを作成する工程と、(h)前記カラー画像を、前記マスクで覆われたマスク領域と前記マスク以外の領域とに区別して表示デバイスに表示する工程と、(i)前記工程(a)および(b)を再度実行し、前記マスク領域内のカラー画像部分において前記対象色と前記対象外色の組を新たに指定して、前記カラー画像部分について前記工程(c)ないし(g)を実行する工程と、を備えることを特徴とするカラー画像のマスク作成方法。
IPC (4件):
G06T 1/00 ,  G03F 1/00 ,  G06T 7/00 ,  H04N 1/48
FI (4件):
G06F 15/62 310 A ,  G06F 15/66 310 ,  G06F 15/70 310 ,  H04N 1/46 A

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