特許
J-GLOBAL ID:200903087548242324

ファイル転送時間推定装置と方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡邉 昌幸 ,  磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-237089
公開番号(公開出願番号):特開2007-052621
出願日: 2005年08月18日
公開日(公表日): 2007年03月01日
要約:
【課題】 通信ネットワークでのファイル転送時間の高精度な推定を、少ないテストデータ転送量で行う。【解決手段】 テストデータ転送実行部1dが、通信ネットワーク3でのファイルの転送時間の推定に用いるテストデータの転送とその転送速度の測定を、予め定められたブロックサイズで予め定められた転送回数だけ繰り返し、さらに、順次、ブロックサイズを増やし転送回数を減らしながら、転送したテストデータの合計量が予め定められた閾値、例えば、推定対象のファイルのサイズのY%になるまで、テストデータの転送と転送速度の測定を繰り返し行い、結果算出部1eが、その測定結果から各ブロックサイズの転送での最大値と最小値を求め、求めた最大値と最小値のそれぞれの近似線を求め、それぞれの近似線が交差する点におけるテストデータの転送速度の測定結果を、転送対象のファイルの転送に必要な時間の推定値として算出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
通信ネットワークでのファイルの転送に必要となる時間の推定値を算出する装置であって、 ファイル転送に先立ちテストデータの転送条件を設定する第1の手段と、 該第1の手段が設定した転送条件に従ってテストデータの転送を実行し当該テストデータの転送に要した時間を測定して記憶装置に記録する第2の手段と、 該第2の手段で記憶装置に記録したテストデータ転送所要時間を用いて、当該通信ネットワークでの実際のファイル転送に要する時間の推定値を算出する第3の手段とを有し、 上記第1の手段は、上記転送条件として、推定対象のファイルのサイズより小さいサイズと転送回数からなる第1〜第nの転送条件を有し、該第nの転送条件は第n-1の転送条件におけるサイズと転送回数に比べてより大きなサイズとより少ない転送回数の組からなり、 上記第2の手段は、上記第1〜第nの転送条件に順次に従ってテストデータの転送と転送時間の測定を、転送したテストデータの合計サイズが予め定められた閾値になるまで繰り返し行い、各転送条件毎に測定したテストデータ転送所要時間を記憶装置に記録し、 上記第3の手段は、上記第2の手段が上記記憶装置に各転送条件毎に記録した各テストデータ転送所要時間を用いて上記推定対象のファイルの転送に必要な時間の推定値を算出する ことを特徴とするファイル転送時間推定装置。
IPC (1件):
G06F 13/00
FI (2件):
G06F13/00 520R ,  G06F13/00 351N
Fターム (2件):
5B089GB02 ,  5B089KA14

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